dbtrace

ジャンプ先: 概要. 戻り値. キーワード. フラグ. Python 例.

概要

dbtrace([filter=string], [info=boolean], [keyword=string], [mark=boolean], [off=boolean], [output=string], [timed=boolean], [title=string], [verbose=boolean])

注: オブジェクトの名前と引数を表す文字列は、カンマで区切る必要があります。これはシノプシスに示されていません。

dbtrace は、取り消し不可能、照会可能、および編集不可能です。

• 影響するトレース オブジェクト(keyword KEY)
• オプションのフィルタリング基準(filter FILTER)
• 関数(off、output FILE、mark、title TITLE、timed: 既定の動作はトレースの有効化)

戻り値

なし

照会モードでは、戻り値のタイプは照会されたフラグに基づきます。

キーワード

フラグ

ロング ネーム(ショート ネーム)	引数タイプ	プロパティ
filter(f)	string
これらのトレース オブジェクトにフィルタ オブジェクトを設定します(「dgfilter」を参照)。
info(i)	boolean
照会モードでは、トレース オブジェクトの簡単な説明を返します。
keyword(k)	string
作用させるトレース オブジェクトのキーワード 照会モードでは、このフラグは値を受け入れることができます。
mark(m)	boolean
定義済みトレース オブジェクトのすべての出力にマークを表示します。
off()	boolean
トレースをオフに切り替えます。省略した場合はオンになります。
output(o)	string
作用させるトレース オブジェクトの目的ファイル。コマンド ウィンドウにリダイレクトするには、特殊名 stdout と stderr を使用します。Windows では、特殊名 msdev を使用し、Visual Studio の出力ウィンドウ内のデバッグ タブに出力を指示することができます。
timed(tm)	boolean
指定したトレース オブジェクトの出力にあるトリミング情報のオンとオフを切り替えます。
title(t)	string
定義済みトレース オブジェクトのすべての出力にタイトル マークを表示します。
verbose(v)	boolean
オンにするだけでなく、出力およびフィルタの照会にすべてのトレースを含めます。

フラグはコマンドの作成モードで表示できます	フラグはコマンドの編集モードで表示できます
フラグはコマンドの照会モードで表示できます	フラグに複数の引数を指定し、タプルまたはリストとして渡すことができます。

Python 例

import maya.cmds as cmds

# The default action is to turn the trace object on.  This action can be
# changed using one of the -off, -output, -mark, -query, or -title.

cmds.dbtrace( off=True ) # turns all active tracing off
cmds.dbtrace( k='key' )  # turns on all tracing for keyword "key"
cmds.dbtrace( o='FRED' ) # sends all active tracing output to the file "FRED"

# Inserts a title line in all active trace destinations having keyword 'key'
cmds.dbtrace( k='key', t='This is a Title' )

# Only turn on traces with keyword "key" in Transform nodes
cmds.dbtrace( k="key", f="transform" )

# Show where output is going for all trace objects having keyword "fooTrace"
cmds.dbtrace( query=True, k="fooTrace", output=True )