- ペイントを元に戻すを無効にする
- インタラクティブ パフォーマンスを向上するために、ペイント時に(ペイント時のみ)を無効にします。
- [Alt]を押しながらクリックしてペイント レイヤの可視性を切り替え
- [[Alt]を押しながら[ペイント レイヤの可視性]をクリック]アイコンによってペイント レイヤをソロ化するか(
[レイヤのソロ化]
オプション、またはペイント レイヤをソロ化してペイントを単色で表示するか(
[拡散としてソロ化]
オプション)を設定できます。
「ペイント レイヤをソロ化する」も参照してください。
- ロードされていないタイルを色付け
- 割り当てられた UV テクスチャ タイルがロードされていない複数タイル モデル上の領域では、この基本設定により、ロードされていないタイルをハイライトするためのカラーを表示するかどうかを設定します。オフの場合、ロードされていないタイルがある領域は、現在のマテリアル カラーと同じカラーが表示されるので、ロードされたタイルとロードされていないタイルの間にカラーの違いはありません。「モデルで UV タイルの表示と非表示を切り替える」も参照してください。
- RGBA イメージの強制
- オンにすると、テクスチャ マップを抽出する際に 4 つのチャネルでイメージを保存します。オフ(既定)にすると、Mudbox では可能な場合に、より少ないチャネルでマップが保存されます(たとえば、アンビエント オクルージョン マップやディスプレイスメント マップなど単一チャネルのマップを書き出す際には、単一チャネルのイメージが保存されます)。
- UV バイアスを作成
- を選択すると、Mudbox ではメッシュ内のフェース サイズに基づいて UV フェース サイズが計算されます。これにより、同じようなサイズの隣接するフェースの UV 解像度に違いが生じる可能性があります。このドロップダウンにより、メッシュ フェースのサイズが異なる場合でも UV スケールを同等に保つように Mudbox にバイアスをかけるために、「均等」に近い値を設定することができます。オプションには、[均等]、[ほぼ均等](既定)、[ある程度均等]、[メッシュ フェース サイズに基づく]があります。
- ブラシ サンプル領域
- ペイント ブラシ カーソルの真下のサンプル サイズをコントロールします。ほとんどの場合、既定の設定の 0 で十分です。
ブラシ先端のサイズに比べて非常に間隔が狭く細いフェースまたは広いフェースを使ってモデルをペイントすると、アーティファクトが発生することがあります。これらの場合、[ブラシ サンプル領域]を大きくして、ブラシの効果を決定するブラシ カーソルの外側を広げてみてください。たとえば、値が 1 であれば計算される領域は 2 倍になります。
注: ペイント ブラシのインタラクティブなパフォーマンスは、[ブラシ サンプル領域]を大きくすると低下する場合があります。
- エッジ ブリード
- モデルにペイントする際に UV シェルの周辺の外側に自動的に拡張される境界のサイズを指定します。ペイントされたピクセルを周辺エッジを越えて拡張すると、ペイントされたモデル上では、別の UV シェルが接するシームの見た目が小さくなります。
値 0 はエッジ ブリードがないことを指定します。値 1 は、シェル外側の境界線の幅が 1 ピクセルであると指定し、値 2 は境界線の幅が 2 ピクセルであると指定したことになります(1024 x 1024 解像度のテクスチャ イメージに基づく)。値 2 は、イメージ テクスチャの解像度が 2048 x 2048のときには 4 ピクセルの境界を指定したことになります。作業範囲は 0~10 です。
注: [ペイントの基本設定]
[エッジ ブリード]設定はマップの抽出にも適用されます。マップの抽出に別の
[エッジ ブリード]設定を使用する場合は、
[テクスチャ マップの抽出]
の[イメージ プロパティ]領域に表示される
[エッジ ブリード]メニューで
[カスタム]設定を使用します。「
[法線マップ抽出]オプション」の「
エッジ ブリード」を参照してください。
- エッジ ブリードをレンダリング
-
[エッジ ブリードをレンダリング]は既定でオンで、UV ビューで UV シェルの周囲の黄色の境界の表示を切り替えます。これにより、リアルタイムで視覚的に確認できるので、[エッジ ブリード]の境界サイズの調整が容易になります。

[エッジ ブリードをレンダリング]をオンにした UV シェル
- エッジ ブリードのオーバーラップを避ける
-
この設定は既定でオンになっています。エッジ ブリードが UV シェル間でオーバーラップすることを軽減または防止するので、面間のペイント アーティファクトの防止に役立ちます。

[エッジ ブリードのオーバーラップを避ける]をオフにした UV シェル(左)とオンにした UV シェル(右)
- 速度を最適化するフェースの数
- フェースの数のしきい値を定義し、その値を超えた場合に、Mudbox で特別な最適化を実行して[ペイント ツール]のパフォーマンスと操作性を向上させます。
既定値は 100 000 です。現在のフェースの数が[速度を最適化するフェースの数]の値よりも多く、テクスチャに歪みを確認した場合にのみ値を大きくします(歪みは、サブディビジョン レベル間のジオメトリの差が顕著な箇所で確認される可能性があります。頂点の価数の多い場合、隣接する 2 つのフェースのサイズに大幅な差がある場合、ベース メッシュのトポロジに関するその他のシナリオなどによって、メッシュをサブディバイドした際に、ジオメトリに顕著な差が生じる可能性があります)。
この基本設定は、ペイントの品質と、要件に合ったパフォーマンスとの正確なバランスを特定できるように設計されています。最適化がアクティブな場合(現在のフェースの数がしきい値を超えるレベルでペイントしている場合)、[ペイント ツール]ではサーフェス上の位置を計算するために、下位レベル(フェースの数がしきい値を下回るレベル)を使用します。上位レベルでペイントすると、[ペイント ツール]は次の下位レベルのフェースの数を使用して、ブラシのパフォーマンス速度を維持します。
重要: [速度を最適化するフェースの数]の設定値が高すぎると、上位レベルで[ペイント ツール]ツールを使用する際に、パフォーマンスの低下をわずかに感じることがあります。
- UV がオーバーラップしているものにペイント
- このプリファレンスをオンにすると、オーバーラップする UV があるモデル上でペイントするときに、テクスチャで表示される矩形のアーティファクトが減少します。
- テクスチャ比
- ペイントされたテクスチャとの相対関係でスタンプのテクスチャ サイズを指定します。比が大きいほどペイント品質が向上しますが、ペイント ブラシは低速になることがあります。オプションには、[高速]、[最大]、および[中間]があります。
- 高速ドライ ブラシ
- ツールの参照として使用されるサーフェスの詳細の平均の高さをすばやく計算することで、[ドライ ブラシ]を高速化します。既定ではオンになっています。[ドライ ブラシ]の精度が十分でない場合はオフにします。
- TIFF: 左上の原点を使用
- オンの場合、Mudbox は左上のみをサポートするアプリケーションとの互換性のために、原点を既定の左下ではなく左上に設定して TIFF ファイルを保存します。Mudbox から読み込まれた TIFF イメージが、他のアプリケーションでは上下逆に表示される場合はオンにします。
重要: この基本設定をオンにすると、イメージの保存と再ロードの際のパフォーマンスに悪影響があります。
- TIFF 圧縮
- Mudbox から読み込むときに既定で TIFF イメージ ファイルを圧縮するかどうかと、どの圧縮スキーマを使用するかを指定できます。[LZW](既定)または[Deflate]圧縮に設定します。または、圧縮を使用しない場合(たとえば、読み出し先のアプリケーションが TIFF ファイルでの圧縮をサポートしていない場合)は[なし]に設定します。
- 8 ビット ペイント レイヤに 16 ビットを内部的に使用
-
この基本設定は既定でオンで、Mudbox は内部的に 16 ビットのカラー深度を使用しますが、ファイルを保存する際は 8 ビットに変換します。この設定のメリットは、ソフト フォールオフ ストロークまたは不透明度の低い値を使用する場合に、8 ビット ペイント レイヤで目立った虹のアーティファクトが発生しないことです。