Capture Frames ツールを使用すると、フレームをディスクにレンダリングできます。ツールは Story Editor ワークフローに統合され、フローを通じて開始することもできます。フローの使用の詳細については、Stingray フロー ノード リファレンスの Capture Frames カテゴリを参照してください。
次の Capture Settings を調整して、出力をコントロールできます。詳細については、「フレームをディスクにキャプチャする」を参照してください。
注: Capture Frames ウィンドウを開くには、Story Editor で
をクリックします。
キャプチャするカメラのカスタム範囲を設定できます。アニメーションに変更を加えた後、ストーリー全体を再キャプチャする代わりに、Capture Range を指定して、更新する必要のある詳細だけを迅速にキャプチャします。Custom Range - Seconds または Custom Range - Frames を選択することもできます。ストーリー全体をキャプチャするには、Use Story Timeline を選択します。
範囲を設定するときに、ストーリーはフレーム 0 から始まることに注意してください。出力 EXR ファイルの命名規則は、フレーム単位または秒単位のどちらでキャプチャされていても同じです。たとえば、ストーリーのフレーム 3 からフレーム 8 まで再キャプチャする場合、File Name_3.exr から File Name_8.exr が出力ディレクトリに出力され、既存のファイルが上書きされます。
または、次の命名規則を使用すると、負の番号のフレームをキャプチャできます。保存されている各ファイルに使用される名前です。ファイル名には、出力ファイル内のフレーム番号の配置を示す #### というフレーム パディングが含まれています。ファイル名には任意の個数の # パディングを含めることができます。ファイル名には少なくとも 1 個の番号パディングが必要なことに注意してください。
# のフレーム パディングは、ファイル名の先頭、中央、および末尾に指定できます。たとえば、###Filename.exr は、001Filename.exr、002Filename.exr、..、010Filename.exr などのフレームを出力します。# のフレーム パディング パターンが複数ある場合、キャプチャ エンジンは常に、名前内で最後に検出された ## パターンを使用してパディングを作成します。たとえば、My###Filename-####Capture.exr は、My###Filename-0000Capture.exr、My###Filename-0001Capture.exr、My###Filename-0002Capture.exr のフレームを出力し、左に位置合わせされた最初のパターンは無視されます。出力するファイル タイプを選択できます。現在、フレームは OpenEXR 形式(.exr)を使用して書き出されます。このツールには、OpenEXR でキャプチャするときに使用する 3 つの異なるバッファが用意されています。
注: レンダリングされた OpenEXR フレームには、既定で ZIP 圧縮が使用されます。
注: レベルの変更をキャプチャして考慮に入れる前に、このレベルをコンパイルするか、または[F5]キーを押してください。特に、以前にフレームのキャプチャに使用されていたカメラを Capture Frames ツールに追加し直してから、レベルから削除する場合は、この操作を行う必要があります。