新しいアセットのテンプレートを定義する

templates 拡張機能を使用すると、以下を追加できます。

テンプレートのアセット

Asset Browser ボタンをクリックするか、リソース ビューを右クリックしてドロップダウン リストで Create を選択すると、Asset Browser に作成可能なアセットのタイプのリストが表示されます。template 拡張機能はこのリストに新しいエントリを追加して、一連の「アクション」を関連付けます。

これは特に、asset_type 拡張機能を使用してエディタに新しいアセット タイプを追加する場合に役立つことがあります。この拡張機能には、このカスタム タイプの新しいアセットを簡単に作成する機能があるためです。この使用法の例については、editor/plugins/scaleform_studio にある Scaleform Studio のプラグインを参照してください。

この拡張機能は、他の理由によりアセット作成メニューにフックする場合に役立つこともあります。たとえば、ユーザはプラグインを使用して、一連のパーティクル エフェクト プリセットのように特定の方法で既に設定されている標準の Stingray アセットを作成し、火、雨、煙などの一般的なエフェクトをシミュレートできます。この場合、ユーザはプラグインを使用して、これらの事前設定された各テンプレートから新しいアセットを作成することができます。

環境設定

extensions = {
    templates = [{
        type = "asset"
        name = "My New Asset Type"
        default_name = "default_asset_name"

        // Define the installation instruction actions
        create = ["my_custom_action", "another_action"]
    }]
}

type

asset を使用します。必須。

name

Asset Browser のアセット作成メニューのテンプレートに使用される表示名。

default_name

ユーザが Asset Browser のアセット作成メニューでテンプレートを選択すると、新しいアセットの名前を指定するよう求められます。この値は、ユーザに推奨される既定の名前を決定します。

create

ユーザが Asset Browser のアセット作成メニューでテンプレートを選択するときにトリガされるアクション、またはアクションの配列です。この設定で指定されたアクションごとに、actions 拡張機能で既に設定されているアクションの名前、またはインラインのアクション定義を指定できます。詳細については、「アクションを登録する」を参照してください。

$project および $editor の動的文字列の他に、次の動的文字列を使用できます。

テンプレート プロジェクト

プラグイン記述子でセットアップするテンプレート プロジェクトは、[Project Manager] の [Templates] タブに一覧表示されます。ユーザは、テンプレート プロジェクトを、Stingray に同梱されている既定のテンプレートのように、作成する新しいプロジェクトの開始点として使用できます。

これは、プラグインの使用方法を示す完全な作業プロジェクトをユーザに提供する場合に役に立ちます。

プラグインとともに次のファイルを配布する必要があります。

コンパイル済みデータを配布する必要はありません。すべてのデータは、ユーザがプロジェクト テンプレートから新しいプロジェクトを作成するときにコンパイルされます。

環境設定

extensions = {
    templates = [{
        type = "project-template"
        path = "project/my_custom_scene.stingray_project"
    }]
}

type

project-template を使用します。必須。

path

テンプレート プロジェクトの .stingray_project ファイルへのパスです。.stingray_plugin ファイルに相対します。必須。