ロゼットとシード点について

[方法]ダイアログ ボックスで方法を設定する際には、その方法に使用するシード点を選択する必要があります。このとき、ロゼットがそのシード点でワークピースのサーフェスに投影され、TruPlan ウィンドウにプレビューされます。ロゼットの X 軸によって繊維の配置方向が決まるため、シード点でサーフェス法線と平行にならないようにする必要があります。赤い(X)軸は、繊維の向きを示します。角度が好ましくない場合、軸の投影が短くなることで示されます。

許容されるロゼットの投影 適切でないロゼットの投影
  1. ロゼット
  2. サーフェスに投影されたロゼット
  3. 赤い X 軸がサーフェス法線にほぼ一致する回転したロゼット
  4. サーフェスに投影された回転したロゼット。短い線は、繊維配置の安定性低下のリスクを示す

プレビューを確認して、ロゼットの角度が理想的ではないと思われる場合は、別のシード点を試すか、必要に応じてロゼットを回転します。

ロゼットの方向が正しいことを確認するための別の方法は、[方法]ダイアログ ボックスの[シード]セクションで[ロゼットのチェック]を選択することです。

この操作を行うと、リスクのあるサーフェス領域が赤色でハイライト表示されます。この許容差は、[ドキュメントの設定]の[許容差]タブで設定します。