Preferences の機能強化

ウィンドウ設定を保存して読み込む

ウィンドウ設定を Workspace として保存する機能を追加しました。ワークスペースはシェルフ、パレット、コントロール ウィンドウのサイズ、位置、関係性を記録します(ビュー ウィンドウは対象外です)。必要な数だけ設定を保存して、簡単に設定を切り替えることができます。

現在の設定を保存するには、プロンプト ラインの右側にある Workspaces > Save Workspace を選択します。

File name フィールドにファイルの名前を入力し、Save をクリックします。

既定では、現在のワークスペースが終了時に保存されます。保存しない場合は、Preferences > General Preferences ウィンドウの Interface セクションにある Save workspace on exit の選択を解除します。

メニューの下部のセクションには、既定の場所(システム(C:)/Users/<user>/AppData/Roaming/Autodesk/Alias/UserPrefs2014/workspaces)と Common Preference Location に保存されているワークスペースが一覧表示されます。

保存した設定を読み込むには、単純に Workspaces ドロップダウン メニューから設定を選択するか、Workspaces > Retrieve Workspace を選択して、設定ファイルを見つけて選択し、Open をクリックします。現在のワークスペースの名前は、Workspaces メニュー ボタンの上に表示されます。

保存したワークスペースを削除するには、名前の横にある小さい削除アイコンが赤色に変わるまでスクロール ダウンし、マウス ボタンを放します。

Hotkey Editor (Preferences > Interface > Hotkeys/Menu Editor)の Special > Workspace Functions セクションから Save WorkspaceRetrieve Workspace の両方にホットキーを定義することもできます。ドロップダウン メニュー内の次のワークスペースを読み込む Retrieve Next Workspace に追加のホットキーを設定することができます。

シェルフ セットを切り替えることができるシェルフ オプション メニュー

ツールのシェルフ(Windows > Shelves)およびマーキング メニュー シェルフ(Preferences > Interface > Marking Menus)で、オプション メニューの下部のセクションに保存されたシェルフ セットが表示されるようになりました。このメニューは、シェルフのタイトル バーを右クリックするか、このアイコン を左クリックすることで使用できます。

この機能により、別のシェルフ セットにすばやく切り替えることができます。

シェルフ セットを削除するには、名前の横にある小さい削除アイコンが赤色に変わるまでスクロール ダウンし、マウス ボタンを放します。

メニューには、既定の場所(System(C:)/Users/<user>/AppData/Roaming/Autodesk/Alias/UserPrefs2014/shelves)と Common Preference Location の両方に保存されたシェルフ セットが一覧表示されます。

シェルフ セットとワークスペースの保存と読み込みのための共通の場所を指定する

Common Preference Location という新しいオプションが Preferences > General Preferences ウィンドウの System セクションにあります。

このフィールドでは、(UserPrefs2014 の下の既定の場所の代わりに)シェルフ セットとワークスペースを保存する共通のフォルダを指定できます。

このフォルダの階層が UserPrefs2014 フォルダの階層と同様の場合、フォルダ内のファイルがシェルフとワークスペースのドロップダウン メニューに表示されます。少なくとも、workspaces および shelves サブフォルダが必要です。shelves サブフォルダには、Default_Shelves などの適切なサブフォルダがある必要があります。

これにより、複数のユーザが共有された場所の同じシェルフ セットとワークスペースにアクセスできるようになります。

シェルフとユーザ オプションを保存する

シェルフと user_options は自動的に保存されなくなりました。保存するには、Preferences > User Preferences > Save を選択します。

シェルフとオプションを変更して保存しなかった場合は、Alias の終了時に保存を要求するプロンプトが表示されます。

Preferences > User Options > Save Options ツールと Preferences > User Options > Retrieve Options ツールは使用できなくなりました。

新しい Tool Resets ウィンドウ

Utilities > Tool Resets の下の新しい Tool Resets ウィンドウでは、1 つの場所からプリファレンスをコントロールすることができます。このウィンドウから、シェルフおよびその他のユーザ オプションとプリファレンスをリセットすることができます。

Reset
– シェルフ ツールのオプションを Alias 起動時(現在のセッションの開始時)の値にリセットするには、このアイコン(シェルフとマーキング メニューでのみ使用可能)をクリックし、次に Apply Resets をクリックします。
Factory Reset
– すべてのオプションを元々の Alias の既定値にリセットするには、このアイコンをクリックし、次に Apply Resets をクリックします。
General Preferences
Preferences > General Preferences ウィンドウからの設定です。
Palette and Menus
– Palette ツールと Menu ツールのオプション ボックスとコントロール ウィンドウのすべての設定です(ただし、Shelves は含まない)。
Don't show again dialogs
– すべての Don't show again ダイアログ ボックスの設定です。
Shelves
– すべてのシェルフ ツール オプションです。
マーキングメニュー
– すべてのマーキング メニュー オプションです。