NX (Windows のみ)

AliasNX DirectConnect は、Alias と NX 間の 3D モデル データの交換を可能にするスタンドアローン ユーティリティです。

NX の要件

モデルを作成する前に

  • 単位を mm に設定します。

Construction Options ウィンドウで、

  • Rational ジオメトリフラグを OFF に切り替えます。

許容値を以下のように設定します。

  • Curve Fit Distance =0.01 mm (必要に応じて値を小さく)
  • Curve Fit Checkpoints= 10
  • Maximum Gap Distance = 0.01 mm (Curve Fit Distance と同じ値に)
  • Trim Curve Fit =0.005 mm (必要に応じて値を小さく)

モデルを作成中

  • 5 次のカーブとサーフェスを使用し、サーフェス間に曲率連続性を持たせてデータ変換を完了させます。
  • 作成中に Alias から NX にモデルを定期的に転送し、作成するモデルの精度を管理します。
  • Alias モデルは、ステッチを完了してから書き出します。ただし、モデル作成中にもジオメトリを定期的にステッチして、モデルがすべての許容誤差条件を満たすようにします。
  • Object Edit > Attach > Attach は使用しないでください。このツールを使用すると、Alias ジオメトリにマルチノットが作成されるためです。
  • 作成されるサーフェスのデータ量があまりに膨大になるため、トリム サーフェス境界では Surfaces > Skin は使用しないでください。トリム境界で Skin を使用する場合、書き出し前にサーフェスのマルチノットをチェックしてください。
  • Surfaces > Boundary Surfaces > SquareSurfaces > Swept Surfaces > Rail Surface などのサーフェス作成ツールを使用して、サーフェス間の曲率連続性を確保およびコントロールします。

ワークフロー

Aliasと NX の間でジオメトリを転送する前に、転送の目的を考えて適切なワークフローを計画する必要があります。

一般的なワークフローには、次の 2 つがあります。

この 2 つの例には、多数のバリエーションがあります。どのような転送シナリオを使用する場合でも、慎重に転送プロセスを設計し、適切なデータが書き出されて使用できるようにしておく必要があります。

ファイル フォーマットの詳細な情報

NX パーツとアセンブリ フォーマット