AliasNX DirectConnect は、Alias と NX 間の 3D モデル データの交換を可能にするスタンドアローン ユーティリティです。
NX の要件
- 現在サポートされている NX ユーティリティには、バージョン 16 ~ 20、NX、NX2、NX3、NX4、NX5 があります。(NX5には、NX Open ランタイム ライセンスは必要ありません)。
- Alias ソフトウェア製品
モデルを作成する前に
Construction Options ウィンドウで、
- Rational ジオメトリフラグを OFF に切り替えます。
許容値を以下のように設定します。
- Curve Fit Distance =0.01 mm (必要に応じて値を小さく)
- Curve Fit Checkpoints= 10
- Maximum Gap Distance = 0.01 mm (Curve Fit Distance と同じ値に)
- Trim Curve Fit =0.005 mm (必要に応じて値を小さく)
ワークフロー
Aliasと NX の間でジオメトリを転送する前に、転送の目的を考えて適切なワークフローを計画する必要があります。
一般的なワークフローには、次の 2 つがあります。
- 機械のコンポーネントを表すジオメトリが、NX から Alias にコンセプト デザイン サーフェシングの参照データとして転送された後、Alias サーフェス モデルが NX に返送されます。
- Alias モデルは NX に転送され、Alias データベースと NX データベースの両方が個々に展開されます。後で、修正済み Alias モデルを NX にもう一度転送し、最初に転送した Alias ジオメトリを置き換えます。こうすると、最初に転送した Alias モデルに NX で行ったすべての作業は、新しく修正したジオメトリに反映されます。
この 2 つの例には、多数のバリエーションがあります。どのような転送シナリオを使用する場合でも、慎重に転送プロセスを設計し、適切なデータが書き出されて使用できるようにしておく必要があります。