ジオメトリ環境の作成

3D ジオメトリ環境では、モデルを囲むジオメトリ シェイプにイメージをマップできます。この環境は、ビューを変更するとモデルとともに更新されるため、デジタル デザインの確認が改善されます。

シーンにジオメトリ環境を追加するには

  1. Render > Multi-lister を選択します。
  2. Environment アイコンをダブルクリックして、エディタを開きます。
  3. Background セクションで、Color フィールドの横にある Map ボタンをクリックして Texture エディタを開きます。
    注: ジオメトリ環境のテクスチャは、Environment シェーダの背景カラーにのみマップできます。
  4. エディタで、Environment セクションから Geometric を選択します。これにより Geometric Environment ウィンドウが開きます。
  5. Source Texture フィールドの横にある Map ボタンをクリックして、Texture エディタを開きます。
  6. Surface セクションの file テクスチャを選択します。
  7. File テクスチャ エディタで、Image フィールドの横にある Browse ボタンをクリックします。背景として使用する環境イメージを参照します。これは、tiff、jpg、gif、bmp、または png 形式のパノラマ イメージです。
    注: ソース テクスチャ ファイルには HDR イメージを指定できません。
  8. WindowDisplay > Hardware Shade を選択し、Show Background オプションをオンにして、Shade On をクリックします。

    ジオメトリの背景が表示されます。ビューの回転と画面移動を行うと、環境テクスチャ ファイルがモデルとともに移動します。

ジオメトリ環境テクスチャのシェイプ、位置、サイズを調整するには

背景イメージは、モデルを囲む半球形または円柱(Geometric Environment ウィンドウで選択した Geometry Type による)にマップされます。このジオメトリは、直接に操作またはレンダリングできません。RotateScale、および Height スライダを使用して、変換する必要があります。

環境ジオメトリのシェイプを表示する縮小されたテクスチャ ノード

ジオメトリ テクスチャには、Texture Placement ノードが関連付けられ、(通常の Transform ツールを使用して)環境を移動、尺度変更、回転して、モデルの周囲で調整できます。

注: モデルの保存時に、ソース テクスチャ イメージを Wire ファイルに埋め込む(参照するだけでなく)には、Save As オプション ウィンドウの Embed Image References をオンにします。

Shader Library からプリセット ジオメトリ環境を使用するには

Visualize Control Panel の Shader Library には、ジオメトリ テクスチャを含む GeoDesertDawnGeoDocksGeoGypsumCraterGeoNightPlaza という 4 つの環境が含まれます。

プリセット ジオメトリ環境を使用するには:

  1. Control Panel を開き、上部プルダウン メニューから Visualize を選択します。
  2. Shader Library のいずれかのジオメトリ環境をダブルクリックします。

    Control Panel の Resident Shaders セクションに、ジオメトリ テクスチャが表示されます。

  3. コントロール パネルで Hardware Shade ツールをダブルクリックするか、メニューで WindowDisplay > Hardware Shade を選択します。
  4. オプション ウィンドウで Show Background をオンにし、Shade On ボタンをクリックします。

    モデルの周囲にジオメトリの背景が表示されます。