マニピュレータを使用すると、設計道路のジオメトリをグラフィカルに修正できます。
設計道路ツールは、ツールが必要となるコンテキストで表示されます。モデルの傾斜する角度に応じて、マニピュレータを使用して水平または垂直のコンテキスト内で編集することができます。
水平方向のマニピュレータは、モデルを平面図で表示するときに使用できます。
垂直方向のマニピュレータは、モデルが 45 度傾斜されている場合に使用できます。
水平方向のマニピュレータ
- [終点]: 道路の始点または終点を移動します。終点のグリップを移動すると、標高が現況地盤と一致するよう調整されます。
- [中点]: 接線を移動します。
- [円曲線の終点]: 曲線の始点または終点を変更します。このマニピュレータは、曲線の長さと半径に影響します。
- [曲線の半径]: 曲線の半径を変更します。
- [交点(IP)]: 2 つの接線が交差するポイントを移動します。
垂直方向のマニピュレータ
- [終点]: 道路の始点または終点の標高を調整します。
- [円曲線の終点]: 縦断曲線の始点または終点を変更します。このマニピュレータは、曲線の長さにも影響します。
- [曲線の高点/低点]: 凸型曲線の最も高い点または凹型曲線の低い点を示します。この記号は参照専用であり、他のマニピュレータのように移動することはできません。
- [モデルの勾配変移点(PVI)]: PVI の測点または標高を変更します。マニピュレータが選択されている場合、ガイドが移動範囲を示します。この PVI マニピュレータは一度に 1 つの軸のみに沿って移動することができます。
- [接線勾配を維持]: 隣接した接線勾配を調整するときに、1 つの接線勾配を維持しながら、PVI を移動します。曲線の半径は維持されます。
- [縦断ビューの勾配変移点(PVI)]: PVI を任意の方向に移動します。この PVI マニピュレータは測点と標高を同時に変更することができます。縦断ビューでは、[Ctrl]または[Shift]キーを使用して複数の PVI を選択して、同時に複数の PVI を移動できます。