ブラウザには、アセンブリに含まれるコンポーネントが階層で表示されます。ブラウザ パネルのコマンドを使用して、必要なタスクに合わせてブラウザ ビューをカスタマイズすることができます。
ブラウザの内容は現在のアセンブリ ファイルを表します。ブラウザ ビューをモデリング ビューまたはアセンブリ ビューとして表示することができます。アセンブリ ビューには次の順序があります。
アセンブリ ビューでは、フィーチャは非表示です。アセンブリ関係は、関連する一対のコンポーネントの下に表示されます。
モデリング ビューでは、関係はブラウザ階層の上部の単一フォルダにまとめられます。
ブラウザのネストのレベルには制限がありません。ブラウザ ウィンドウの横と下のスクロール バーを使用すると、その他の情報を詳細に表示できます。
コンテンツ センターの[お気に入り]ブラウザおよびリプレゼンテーション ブラウザには、それぞれのコンテンツに固有のビューが表示されます。ブラウザ パネルのタイトル バーをクリックして選択します。
大規模なアセンブリでは、ブラウザの内容が複雑になるので、フィルタを使用してジオメトリを非表示にすることができます。ブラウザで作業フィーチャの表示/非表示を設定することもできます。この機能により、アセンブリ関係やパーツ フィーチャの作業が楽になります。
その他にも、子フィーチャやパーツだけを表示する機能や、ノート、ドキュメント、警告を非表示にする機能などがあります。
コンポーネントをアセンブリに配置すると、そのコンポーネントに自動的に(ファイル名と同じ)名前が付けられます。コンポーネントの複数のオカレンスを配置する場合、昇順に採番されます。ブラウザに表示されるコンポーネントの名前をわかりやすい名前に変更できますが、ファイル名は変更されません。
アセンブリ フィーチャの 交差コンポーネント には、交差コンポーネントが表すコンポーネントの名前が自動的に付けられます。交差コンポーネントの名前は直接変更できません。ただし、コンポーネントの名前を変更すると、対応する交差コンポーネントの名前もすべて自動的に変更されます。
フィーチャを配置すると、自動的に名前が付けられます。必要に応じて、パーツ フィーチャの名前を、フィーチャ パラメータの情報で拡張することができます。
詳細なフィーチャ情報をブラウザで表示するには、[ブラウザ フィルタ]メニューの[拡張名を表示]を選択します。 または、 [オプション]をクリックします。次に、[アプリケーション オプション]ダイアログ ボックスの[パーツ]タブにある[ブラウザ内のフィーチャ ノード名の後に拡張情報を表示]オプションを選択します。 注: フィーチャ パラメータをブラウザで編集することはできません。
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フィーチャの拡張名は、パーツ、シート メタル パーツ、アセンブリ モデリング ビュー、および図面環境で使用できます。拡張された文字列の形式や内容を変更することはできません。
ほとんどのアセンブリの機能は、右クリック メニューからオプションを選択すると起動できます。たとえば、コンポーネントの表示設定、(選択や編集の)有効/無効、固定/アダプティブ、自由度の表示/非表示などを変更できます。これらの設定は編集セッション中にいつでも変更できるため、現在の状態が記号でブラウザに表示されます。
ブラウザ内に表示されるその他の記号は、関係でエラーが発生したことをユーザに通知します。関係についての情報を確認し、コンポーネントを編集してエラーを取り除きます。
ブラウザ内に表示されるフィーチャの終端ノード記号は、フィーチャがアセンブリ内で作成されたことを示します。EOF 記号の位置によって、アセンブリ フィーチャの現在のロールバック状態が示されます。EOF ノードの下にある項目の記号はシェーディングされ、これらが一時的にモデルから除去されたことが示されます。