シート メタルの曲げテーブル

フラット パターン アナライザ用に、指定された材料の厚さについて、特定の半径と曲げ角度における曲げ許容量を指定します。Autodesk Inventor には、曲げテーブルのスプレッドシートのサンプルが用意されています。テーブルをコピーして編集すると、スプレッドシートのサンプルをカスタマイズできます。

材料の種類または厚さが異なる場合は、複数の曲げテーブルを 1 つのファイルに含めることができます。

注: 曲げテーブルのすべての列に値を指定する必要があります。小数点の記号には、カンマではなくピリオド(".")を使用してください。
アクセス:
 

Autodesk¥Inventor [バージョン番号]¥Design Data¥Bend Tables フォルダに移動します。曲げテーブル ファイルをダブルクリックします。

計測単位

曲げテーブル ファイルの既定の計測単位は、cm です。異なる単位を使用するには、m、cm、mm、μm、インチ、フィート、ヤードのいずれかの単位を入力します。

[許容差]

フラット パターン アナライザは、3 つの公差に基づいて、パーツ モデル内のパラメータが有効かどうかを確認します。

注: 公差が曲げテーブル ファイルに指定されていない場合の既定値は、次のとおりです。
  • /T1 = 0.0001 (厚さ)
  • /T2 = 0.01 (半径)
  • /T3 = 0.01 (角度)

公差は、最小値と最大値に対してのみ使用されます。たとえば、曲げテーブル ファイルに上記の公差と最大曲げ半径 0.05 を設定した場合、アナライザは 0.06 までの曲げ半径の補正値を求めます。

シートの厚さ

十進数で厚さを指定します。[シート メタル スタイル]ダイアログ ボックスに入力した厚さのパラメータがこの値と異なる場合、アナライザは、公差 T1 の値に基づいてこのパラメータが有効かどうかを判定します。

曲げ半径

曲げ半径を指定します。パーツの曲げ半径のパラメータが指定された 2 つの曲げ半径の間の値である場合、アナライザは補間により補正値を求めます。

曲げ半径が指定された値の範囲外の場合、アナライザは公差 T2 の値に基づいて、このパラメータが有効かどうかを判定します。

開き角度

角度を設定します。パーツの曲げ角度のパラメータが指定された 2 つの曲げ半径の間の値である場合、アナライザは補間により補正値を求めます。

パラメータが指定された値の範囲外の場合、アナライザは公差 T3 の値に基づいて、このパラメータが有効かどうかを判定します。

曲げテーブルのサンプル