フィーチャをミラー化する

ここでは、後部の円柱キャップに固有のフィーチャを追加します。次にミラー コマンドを使用して、パーツの反対側に同様のフィーチャを作成します。

フィーチャを作成してミラー化することにより、対称フィーチャを元のフィーチャでコントロールできるようになります。最初のインスタンスを編集すると、ミラー化されたフィーチャが自動的に更新されます。

  1. [穴]コマンドを起動します。
  2. [穴]ダイアログ ボックスで、配置[同心円]に設定し、穴タイプ[ざぐり]に設定します。
    • ざぐり径26 mm に設定します。
    • ざぐり深さを 6 mm に設定します。
    • 下穴径10 mm に設定します。
    • 終端[貫通]に設定します。
  3. ダイアログ ボックスの[平面]選択矢印をクリックして、回転形状の正面を選択します。穴がプレビュー表示され、選択矢印が[参照する同心円]に移動します。
  4. グラフィックス ウィンドウ内のモデルで、回転形状のエッジを選択して同心円エッジを定義します。
  5. [OK]をクリックして穴を作成します。
  6. [穴]コマンドを起動します。[配置][スケッチ参照]に設定して、穴を配置するための 6 mm の線分終端を選択します。
  7. [穴]ダイアログ ボックスで、次のように設定します。
    • 穴のタイプ[キリ穴]に設定します。
    • [終端][終点]に設定します。
    • ねじ穴に設定します。
    • ねじのタイプ[ANSI メートル M プロファイル]に設定します。
    • [サイズ]5 に設定します。
    • [指定][M5 x 0.8]に設定します。
  8. モデル上でざぐり穴の内部を選択して[終点]の終端を定義し、[OK]をクリックして穴を作成します。
  9. 次の図に示す円柱ブロックの側面にスケッチを作成します。
  10. 点/中心点を面の中央付近に配置し、外側のエッジに対して水平および垂直になるように拘束します。
  11. スケッチを終了します。
  12. [穴]コマンドを起動します。配置タイプを[スケッチ参照]に設定します。

    モデル内に他のスケッチが存在しない場合は、Autodesk Inventor によって点が選択されます。他のスケッチが存在する場合は、目的の点を選択します。

  13. 穴タイプ[キリ穴]穴径[10 mm]穴の深さ[10 mm]に設定します。
  14. [OK]をクリックして穴を作成します。
  15. リボンで、 [3D モデル]タブ [パターン]パネル [ミラー] の順にクリックします。
  16. フィーチャ選択矢印がアクティブになります。作成した穴の内側を選択して、ミラーに追加します。
  17. 選択タイプを[対称面]に変更します。この設定はダイアログ ボックスで行うか、右クリックしてショートカット メニューから[続行]を選択して行えます。
  18. モデル ブラウザの[Origin]フォルダで、[YZ Plane]をクリックして、対象面を定義します。
  19. [OK]をクリックしてフィーチャをミラー化します。
  20. ファイルを保存して閉じます。

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