構造解析のファイル構造

構造解析で作成されたディスク ファイルは、オーナーの下のドキュメント階層にあります。オーナーとは解析中のコンポーネントを指します。シミュレーションが作成されたときには次の状態になります。

  1. フォルダが、アセンブリまたはパーツ ファイルと同じ名前で作成されます。
  2. 所定のドキュメント フォルダでは、フォルダ(AIP)とサブフォルダ(構造解析)が作成されます。
  3. 構造解析フォルダでは、GUID(一意の識別子)フォルダによって、アセンブリとパーツ ファイル名間の名前の競合が防止されています。
  4. GUID フォルダでは、シミュレーションごとに BREP ファイルとフォルダが作成されます。シミュレーションの名前が変更された場合、名前の変更を反映するためにフォルダの名前も変更されます。不正な文字はアンダースコアに変更されます。いずれかのシミュレーションで名前の衝突が発生すると、括弧で囲まれた指数が割り当てられます。
  5. ターゲット ファイル(.msh、.res など)は、<アセンブリ名>_<ファイル タイプ>_GUID の形式で名前が付けられ、アーカイブの目的で一意の名前が徹底されます。
  6. 適切なドキュメント コントロール ツールなしにファイルを移動した場合、ファイルの解決エラーが発生します。ファイルが目的のフォルダ内に再作成されます。
  7. OLE リンクは、ファイルの保存時のみに作成および更新されます。
  8. OLE リンクは、結果が無効なときに、シミュレーション単位で削除されます。

フォルダは、表示上は次のようになります。

<ファイル名>.iam        
<ファイル名>        
  /AIP/      
    構造解析    
      /<GUID>/  
        BREP_<ID>/
          <ファイル名>_sat_GUID.sat
          <ファイル名>_x_t_GUID.x_t
          <ファイル名>_ins_GUID.ins
          <ファイル名>_wiz_GUID.wiz
          <ファイル名>_wiz_GUID.tes
        BREP_<ID>/
          ...
        Simulation_<Sim_ID>/
          <ファイル名>_msh_GUID.msh
          <ファイル名>_res_GUID.res
        Simulation_<Sim_ID>/
          ...
        Simulation_<Sim_ID>/
          ...