[グリル]ダイアログ ボックス

1 つまたは複数の 2D スケッチに含まれている各種パターンを使用してグリル フィーチャを作成します。

操作方法

リボン: [3D モデル]タブ [プラスチック パーツ]パネル [グリル]

境界

グリルの閉じた範囲を指定します。

プロファイル 1 つの閉じた平面プロファイルです。境界プロファイルの選択は、プロファイルの図心からプロファイル面の法線に沿ったパーツの最も近い点へ向かう方向にグリルの方向を暗黙的に決定します。境界スケッチは、グリルを作成するために必須の要素です。

[ボディ] ターゲット ボディを選択するために使用します。

パラメータには次のものがあります。

アイランド

材料を充てんする領域で、多くの場合はグリルの中心に位置します。アイランドは、しばしばシェルと同じ厚さになります。

プロファイル 1 つの閉じた平面プロファイルです。この平面は、境界平面と平行になる必要があります(プロファイルは境界と同じスケッチに属すことができます)。プロファイルを選択していない場合、アイランドは存在しません。境界プロファイルでアイランド プロファイルをトリムする必要はありません。この処理はフィーチャ自体で自動的に実行されます。

アイランドには、厚さのパラメータのみがあります。上部と下部の範囲は境界の上部と下部の面に対応します。リブとスパーは、アイランドのプロファイルでトリムされます。

注: ゼロの厚さは、アイランドに壁がなく、材料が充てんされないことを意味します。

リブ

グリル領域を充てんする曲線の集合です。リブの外側の面は、境界の外側の面と同一面になるか多少埋没します。

[プロファイル] 1 つまたは複数の開いたプロファイルまたは閉じたプロファイルです。境界プロファイルと平行な面の同じスケッチに属します(境界と同じスケッチに属することが可能です)。プロファイルは、リブの中心で揃えられた境界線です。境界プロファイルでトリムする必要はありません。この処理はフィーチャ自体で自動的に実行されます。

パラメータには次のものがあります。

リブは、ターゲット ボディの内部面の内側まで延長できます。

スパー

曲線の補助的な集合です。通常、リブの強度を向上するために追加されます。

[プロファイル] 1 つまたは複数の開いたプロファイルまたは閉じたプロファイルです。境界プロファイルと平行な面の同じスケッチに属します(境界と同じスケッチに属することが可能です)。プロファイルは、スパーの中心で揃えられた境界線です。この操作は、フィーチャ自体によって自動的に実行されるので、境界プロファイルにあるフィーチャをトリムする必要はありません。

パラメータには次のものがあります。

勾配

グリルの勾配角度に必要なのは 2 つのパラメータのみです。

勾配角度を入力すると、最適な勾配設定が選択されます。パーティング要素を(パーティング サーフェスの境界外部面からのオフセットとして)定義すると、それに応じて、製造性を検証することなしに勾配がモデル化されます。

"ベスト プラクティス" 勾配は、次の手順で定義されます。

実際的には、パーティング要素は、境界またはスパーの内部面のいずれかになります。

また、(グリルを適用する前に)境界外面からの所定のオフセット O の位置で、パーティング要素を境界のパーツ サーフェスとして定義します必要に応じて、オフセット量を変更することによって、パーティング要素の位置を指定することができます。外部面は中立のまま維持されます。