次に、バッテリ カバーにスナップ フィット フィーチャによってリテンション メカニズムを作成します。下部ボディの[表示設定]をオフにし、バッテリ カバーの[表示設定]をオンにします。
最初に、スナップ フィーチャに、2 つの配置点を作成します。
- 次の図に示す狭い面の平坦な壁に 2D スケッチを作成します。内部エッジが投影され、スケッチ点をエッジと一致させることが可能であることを確認します。
- 内部の投影されたエッジに 2 つのスケッチ点を配置し、寸法を使用して側面から 7.5 mm の位置に配置します。次の図では、2 番目の寸法が最初の寸法とリンクされています。また、2 つの独立した寸法を配置することもできます(最初の寸法に固定されません)。
- スケッチを終了します。
- [スナップ フィット]コマンドをクリックします。
- [片持ちはりタイプ キャッチ]スタイルを選択します。
- [形状]タブ:
- [ソリッド]でバッテリ カバーを選択します。これが唯一表示されているソリッドの場合、自動的に選択されます。
- [配置]タイプとして[スケッチ参照]を選択します。
- [中心]として 2 つのスケッチ ポイントを選択します。これらのみが表示されているスケッチ点の場合は、自動的に選択されます。
- クリップが次の図の向きになるまで、グラフィックス領域で[方向反転]矢印と[キャッチの向き]マニュピュレータ矢印をクリックします。
- [クリップ]タブ:
- [クリップの長さ]に 4 mm と入力します。
- [クリップの幅]に 5 mm と入力します。
- [クリップの厚さ(壁側)]に 0.5 mm と入力します。
- [クリップの厚さ(キャッチ側)]に 0.3 mm と入力します。
- [キャッチ]タブで次の操作を行います。
- [キャッチの幅(側面1)]と[キャッチの幅(側面2)]の両方に 0.5 mm と入力します。
- [キャッチ開口部の長さ]に 2 mm と入力します。
- [キャッチの幅(先端部)]に 0.5 mm と入力します。
-
- [OK]をクリックしてクリップを作成します。
下部ソリッドのトラップ メカニズムは、下部ボディの内部面上に 2D スケッチを作成し、キャッチ フィーチャの投影されたエッジを使用して押し出しを作成することで、モデル化できます。このイメージ内の押し出しに、カバーの挿入と取り外しを行うためのフィレットが追加されます。
トラップ フィーチャを作成する手順はこの演習では説明しません。
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