このセクションでは、アセンブリを終了せずに、2D ヒンジ クランプの作成を完了します。インプレイス編集ワークフローでは必要に応じて、他のコンポーネントからのエッジをスケッチに投影できます。また、ソリッドを作成する前に、使用可能なクリアランスを測定することもできます。
ここでは、必要なモーションの範囲内でパーツの干渉をチェックします。
開始するには、2D スケッチがほぼ垂直方向に向くまで、ピストン ロッドまたは 2D スケッチをドラッグします(次の図を参照)。
- ブラウザでパーツの Clamp Sketch を右クリックし、表示されるメニューの[編集]を選択するか、グラフィックス ウィンドウで[2D スケッチ]を右クリックし、マーキング メニューの[コンポーネントを編集]を選択します。ブラウザでスケッチまたはパーツ ファイルをダブルクリックし、インプレイス編集操作を開始することもできます。[開く]は選択しないでください。選択するとパーツ ファイルは別個のウィンドウで開きます。
非アクティブ アセンブリ コンポーネントが透明に表示されます。
- [押し出し]コマンドを起動します。距離として 32 mm を入力します。両方向の対称オプションを使用します。[OK]をクリックし、押し出しを作成します。
- ソリッドから材料を除去してピストンのクリアランスを空けるには、クランプ正面で新規 2D スケッチを開始します(次の図を参照)。
- 次の図に示すように、押し出しの最上部のジオメトリをスケッチに投影します。
- 投影線と一致する長方形をスケッチします(次の図を参照)。
- 図で指示されている 2 つのエッジ間の垂直拘束を作成します。
注: 拘束を適用した後にジオメトリが下図と一致しない場合は、元に戻して水平拘束を適用します。
- 16 mm の水平寸法と 3 mm の垂直寸法を追加します(次の図を参照)。
- スケッチを 終了します。
- [押し出し]コマンドを起動します。プロファイルを切り取ってパーツに貫通させます。[すべて]オプションを使用します。
- [OK]をクリックし、押し出しを作成します。
- [戻る]コマンドをクリックするか、右クリックして[編集終了]を選択し、アセンブリ環境に戻ります。
- リボンで、
[検査]タブ
[干渉]パネル
[アクティブ接触ソルバ]
コマンドを有効にします。
- クランプを前に移動して、ピストンをフロント エンド キャップに接触させます。
- [干渉解析]を選択します。ピストン ロッドを選択し、セット 1 を定義します。クランプを選択し、セット 2 を定義します。[OK]をクリックし、干渉をチェックします。
ピストン ロッドがクランプのカットを貫通する場所で、小さい干渉が検出されます。
- 干渉を除去するには、クランプ ヒンジをダブルクリックし、インプレイス編集操作を開始します。パーツ ブラウザで、[押し出し4]の下にあるスケッチを編集して、垂直寸法を 3 mm から 6 mm に増やします。パーツを更新し、アセンブリに戻ります。干渉を再度チェックします。干渉は解決されています。
- プロンプトが表示されたら、アセンブリ ファイルおよび他のコンポーネントを保存します。
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