照明スタイル

照明スタイルを作成し、これらのスタイルを使用して照明効果を変更できます。外観とともに照明スタイルを指定することで、モデルの視覚表示を設定できます。

アクティブな照明スタイルなどの照明設定は、モデル ファイルに保存されます。

照明の方法

モデルを表示する際に使用できる照明の方法には、次の 3 つのタイプがあります。

標準ライト

標準の照明には 4 種類のライトがあり、それぞれのオン/オフを切り替えることができます。

標準のライトは「指向性の」ライトです。その位置はモデルを基準にして編集できます。2 つの位置スライダによって、照明の方向を調整します。

照明の結果は、ライトの [相対移動]の設定によって異なります。

イメージ ベースのライト

イメージ ベースのライト(IBL)は、それぞれの照明パラメータを、高いダイナミック レンジ(HDR)のイメージから継承します。このイメージは、(実際の照明への対応が向上した)光源の場所および照度または輝度の値を提供し、よりリアルな表示感覚をもたらします。シーン照明は、この 360 度のイメージから得られ、よりリアルな結果をもたらします。

IBL イメージ ソースは、シーンにおける 3D の背景として使用できます。この背景は光源の視覚的な連続性を提供し、高い反射率の値で定義された材料に表示されます。

[影]

アクティブな照明スタイルは、影の方向と外観を設定します。

影を表示するには、[表示]タブ [外観]パネルの[影]一覧から[すべての影]を選択します

Inventor Studio のライト設定との違い

上記と Inventor Studio とは、主に以下が異なります。

注: 選択した照明スタイルとして「現在の照明」でレンダリングする際には、モデル環境の標準の照明が使用されます。

詳細については、Inventor Studio のドキュメントを参照してください。