[Presenter]ウィンドウの RPC (Rich Photorealistic Content)サポートによって、任意の 3D プロジェクトに写真のような景観を追加できます。RPC ファイルは、ArchVision 社から直接購入でき、通常は木や植物から人物までのさまざまなコンテンツからなるライブラリとして提供されます。また、これにはさまざまなタイプがあります。
- 2D RPC は、単方向の 2 次元写真であり、常にカメラの方を向いており、単一フレームで、どの角度からも同じに見え、アニメーション表示はされません。
- 3D RPC は、多数のフレームを持つオブジェクトであり、カメラはオブジェクトの周りを移動して、あらゆる角度からオブジェクトを見ることができます。
- 2.5D RPC は、単方向の 2D 写真であり、アニメーション表示されます。アニメーション表示される RPC は、レンダリングされたアニメーションとしてエクスポートされた場合のみ視覚的にアニメーション表示されます。
- 3.5D RPC には、オブジェクトの周囲全体からのアニメーションとビューが含まれます。
- 3D+ RPC は、スマート コンテンツとも呼ばれ、現時点ではサポートされていません。

建物の周囲に人物の RPC を配置した例
RPC コンテンツの最大の利点は、短い時間でシーンにリアリスティックなコンテンツを追加でき、レンダリング時間がほとんど増加しないことです。
注: シーンのナビゲーション中、RPC の向きは常にカメラの方向になります。RPC が 3D または 3.5D の場合は、[シーン ビュー]で右クリックして、コンテキスト メニューから[リフレッシュ]を選択すると、現在のカメラ位置に基づいて正しいフレームに設定されます。シーンをレンダリングすると、必ずすべての RPC が更新されます。
重要: [パブリッシャー]ダイアログ ボックスを使ってシーンをパブリッシュする場合は、そのシーンに含まれる RPC は _Presenter_Maps フォルダにパブリッシュされず、NWD ファイルにも埋め込まれません。現時点では、ファイルのサイズと RPC ライセンスの問題からこれはできないようになっています。
[マテリアル]、[ライティング]、[レンダリング]の各タブと同様、[RPC]タブは、左側にアーカイブ、右側にパレットという 2 つのペインに分かれています。このタブで RPC を設定します。