オートデスク製品のマテリアルは、コンクリート、木材、ガラスなどの実際のマテリアルを表します。これらのマテリアルをデザインのパーツに適用することで、オブジェクトにリアリスティックな外観と動作を持たせることができます。デザインによってはオブジェクトの外観が最も重要となるため、マテリアルには反射率やサーフェスのテクスチャといった詳しい外観のプロパティがあります。他のデザインではマテリアルの工学解析が必要となることから、マテリアルの降伏強度や熱伝導率といった物理的なプロパティが最も重要となります。
次の図は、[マテリアル ブラウザ]に表示される[ブロンズ、軟ロウ]マテリアルの外観プロパティの一部を示しています。
マテリアル ブラウザ
外観プロパティは、マテリアルの「アセット」にグループ化され、[外観]タブ上で管理されます。マテリアルに関連付けられたその他のアセットは、対応するタブで管理されます。各アセットは、プロジェクト内に存在するマテリアルを編集する際に、個別に変更することができます。たとえば、ブロンズ マテリアルを赤色にするには、外観アセットを別の外観プロパティを持つアセット[陽極酸化処理アルミニウム]に置き換えます。アセットの詳細については、「マテリアルのプロパティとアセットについて」を参照してください。
[マテリアル ブラウザ]ダイアログは、マテリアルの検索と管理に使用します。一般的に次のような操作を実行します。