Autodesk eTransmit for Revit アドインを使用すると、
Revit モデルおよび従属ファイルを 1 つのフォルダにコピーして、インターネットで転送できます。
Revit リリース 2012 以降に
アップグレードされ、保存されたモデルを転送できます。
重要: 転送処理中、eTransmit は、ディスクに保存されているホスト モデルとリンク ファイルのバージョンをコピーします。eTransmit を実行する前に、必ずファイルに目的の変更を保存してください。
注: Revit バージョン 2011 以前のファイルを転送することはできますが、それらのファイルをアップグレードすることはできません。また、追加のリンク ファイルがあるかどうかも確認されません。
次の動作を選択できます。
- リンク モデルおよび DWF マークアップなどの関連する従属ファイルを含める(「モデルを転送するときに自動的に追加されないファイルの種類」を参照してください)。
- Revit(.rvt)モデルとリンク モデルを現在のリリースにアップグレードする。
- 未使用のファミリ、マテリアル、その他のオブジェクトを Revit プロジェクトから削除して、ファイル サイズを小さくする。
Revit モデルを他のユーザに送信する際、従属ファイルを添付し忘れてしまうことがよくあります。こうしたファイルがないと、そのモデルが役に立たない場合もあります。Autodesk eTransmit for Revit を使用すると、従属ファイルが自動的に転送フォルダに含められるため、こうしたミスを回避できます。モデルによって従属ファイルを特定できるようにするため、従属ファイルの完全(絶対)パスはすべて相対パス(またはパスの指定なし)に変換されます。
Autodesk eTransmit for Revit の一般的な使用目的:
- 内部でのアーカイブ
- クライアントへの成果物の送信
- コンサルタント/パートナー間でのモデル変換
- モデルのクリーンアップ
- 専門分野間でのモデルの共有
- モデルのアップグレード
ワークフローの概要
- すべてのモデルが閉じていることを確認します。[アドイン]タブのeTransmitパネルで、[モデルを転送]をクリックします。
- 転送するモデル、ターゲット フォルダ、ファイル タイプを選択しします。
- (省略可能)Revit のアクティブ バージョンでモデルを開いて保存するように選択します(アップグレード)。
- (省略可能)アップグレードする場合、未使用のファミリとその他の Revit オブジェクトを消去するように選択します。
- Autodesk eTransmit for Revit はモデルを調べて、ターゲット フォルダ内のすべてのリンク ファイルおよび外部ファイルのパスを変更して保存します。このオプションを選択すると、ファイルはアップグレードされ、使用されていないオブジェクトは、ターゲット フォルダに保存される前に削除されます。
- (省略可能)ターゲット フォルダにある転送されたモデルを開き、転送を検証します。
- 電子メール、FTP、または別の方法でモデルを転送します。
- 受信者が転送されたモデルを開きます。
- ワークシェアされたモデルの場合、受信者は[転送済みのモデル]ダイアログでオプションを選択します。