摩擦や速度によるサイズ変更方法を使用した配管セクションのサイズ変更を自動的に指定するには、[配管のサイズ変更]ダイアログを使用します。
Revit には、2006 International Plumbing Code (IPC), Table E103.3 (3)に存在する値を使用して、器具ユニットからフローへの一般変換を行う機能があります。選択したシステムのプロパティ パレットで選択されているフロー変換法によって、この変換に使用する IPC 表のセクションが決定されます。「システム プロパティを表示する」を参照してください。生成されるフローは、配管のサイズ変更の計算に使用されます。
フローに計算された値は、サブシステムの分岐配管をサイズ変更する際に役立ちます。ただし、本管配管のサイズを指定するときには、システムのタイプ、建物のタイプ、ピーク需要、可能な供給圧力、最も高さのある器具に必要な圧力、地方自治体が課す制限、選択した器具、および供給ソースなどといった、他のさまざまな因子を考慮する必要があります。2006 International Plumbing Code, Appendix E に、給排水衛生設備配管システムの計画時に考慮すべき情報についての詳細があります。