チェック基準の選択と許容差を修正する

  1. [解析]タブ [解析モデル ツール]パネル をクリックします。
  2. 整合性チェックまたは部材の支持チェックで有効にする解析モデル設定オプションを選択します。

    既定では、[有効な物理マテリアル アセット]以外の、[選択チェック基準]オプションがすべて有効になっています。詳細は、「自動チェック」を参照してください。

    • [解析モデルの接続性]では、解析モデルの要素が相互に接続されているかどうかをチェックします。これは、[許容差]に指定されている[支点間距離]の値に相関しています。節点接続は例外です。接続性のチェック中に許容差は適用されません。
    • 解析モデルは既定の位置から離れて調整されました。解析モデルには、物理要素に基づく既定の場所があります。このチェックでは、要素の解析モデルが既定の位置から離れて調整されていることを確認します。これは、[許容差]に指定されている[解析調整距離]の値に相関しています。
    • 解析用梁と床の重なりチェック。梁とスラブの構造モデルが重なっている場合、このチェックではその解析モデルも重なっているかどうかを確認します。
    • [リリース条件に基づく不安定さの可能性]では、2 つの接続されている解析要素のリリース条件が正しいかどうかを確認します。
    • [物理モデルの外側にある解析モデル]では、解析モデルが構造モデルに含まれているかどうかをチェックします。このチェックの許容差は、[許容差]に指定されている[解析モデルと構造モデルの離れ]の値によって指定されます。
    • [有効な物理マテリアル アセット]では、[物理マテリアル アセット]プロパティが解析要素に割り当てられているかどうかをチェックします。このプロパティは、物理要素のマテリアルを参照します。
  3. [許容差]の下に、仕様に合う適切な距離を入力します。
    • [支点間距離]は、要素の構造モデルと支持される要素の構造モデル間の距離を指定します。
    • [解析モデルと構造モデルの距離]は、解析モデルと建物モデルとの間の距離を指定します。
    • [解析調整距離]は、既定の位置からの解析モデルの距離を指定します。
    • [水平自動検出]は、水平部材についての解析モデルと構造モデルとの距離を指定します。
    • [垂直自動検出]は、垂直部材についての解析モデルと構造モデルとの距離を指定します。
  4. [OK]をクリックします。