次の手順により、ワークシェアされたプロジェクトを設定および使用する一般的なワークフローを学びます。
ワークシェアするプロジェクトとは、複数のチーム メンバーが同時に作業する必要があるプロジェクトのことです。
たとえば、内部レイアウト、外部シェル、家具のレイアウトなど特定の機能領域を作業するために、チームで別々のメンバーが割り当てられているような状況です。
たとえば、HVAC システム、電気システム、給排水衛生設備配管システムなど特定の機能領域を作業するために、チームで別々のメンバーが割り当てられているような状況です。
ワークシェアリングを有効にすると、Revit によって、このプロジェクトの中央モデルが作成されます。中央モデルは、プロジェクト データベースに似ています。中央ファイルには、プロジェクトの変更内容すべて、および現在のワークセットと要素所有に関する情報すべてが保存されています。中央モデルの作成後には、すべての作業を中央モデルのローカル コピーで行うことをお勧めします。すべてのユーザが中央モデルのコピーをローカル ネットワークまたはハード ディスクに保存する必要があります。すべての変更を中央モデルに発行でき、すべてのユーザはいつでも中央モデルから、他のユーザの変更をロードできます。
「ワークシェアリングを有効にする」を参照してください。
ワークセットは、壁、ドア、床、または階段などの要素の集合です。
ワークセットは、ダクト、エア ターミナル、またはエア ハンドラなどの要素の集合です。
ワークシェアリングを有効にすると、既定のワークセットが複数作成されます(2 つの既定のユーザ作成ワークセット、ならびにプロジェクト、プロジェクト標準、およびプロジェクト ビューでロードされたファミリ用のワークセット)。 詳細は、「既定のワークセット」を参照してください。
室内、室外、または外構などの特定領域に基づいて、ワークセットを作成することができます。
HVAC、電気、または給排水衛生設備などの特定領域に基づいて、ワークセットを作成することができます。
「ワークセットを設定および管理する」を参照してください。
各チーム メンバーは、使用するローカル ネットワークまたはハード ドライブに、中央モデルのコピーを作成してから、ワークシェアリングの使用を開始します。
詳細は、「チーム プロジェクトでの作業」を参照してください。