鉄筋ビューの表示状態

既定では、3D ソリッド モデルにある鉄筋要素はホスト要素内にあります。隠線処理のビューでは、ホストによって隠されます。プロジェクトの各ビューに対して優先を設定できるため、鉄筋設計のドキュメント化が可能になります。各鉄筋要素には、インスタンス プロパティであるビュー表示設定があります。

鉄筋の表示を変更するには

  1. 表示するすべての鉄筋インスタンスと鉄筋セットを選択します。複数のインスタンスを選択するには、[Ctrl]を押しながら選択します。
  2. プロパティ パレットで、[ビューの表示状態]の[編集]ボタンをクリックします。
  3. [鉄筋要素ビューの表示状態]ダイアログで、鉄筋を前面に表示させるビューを選択します。
  4. 必要に応じて、鉄筋をソリッドとして表示する 3D ビューを選択します。

新しい鉄筋に対する既定の[ビューの表示]設定は次のようになります。

すべての場合において、鉄筋は表示ができるように、上部のビュー範囲とビューの奥行きとの間に配置する必要があります。ビュー範囲から外れている鉄筋の部分は、表示されません。

[鉄筋要素ビューの表示状態]ダイアログにアクセスするには、鉄筋のインスタンスを選択し、プロパティ パレットの[ビューの表示状態]で[編集]ボタンをクリックします。プロジェクト内の各ビューに対して、一方または両方の表示状態を選択します。

前面に表示

このビュー パラメータでは、その表示スタイルに関係なく、選択した鉄筋が表示されます。他の要素で鉄筋を隠すことはできません。鉄筋は、隠れているすべての要素より前に表示されます。切断面によって切断されている鉄筋の要素は、常に表示されます。この設定は、これら鉄筋インスタンスの表示に影響しません。

このパラメータを無効にすると、[ワイヤフレーム]以外のすべての[表示スタイル]のビューでは、鉄筋が非表示になります。

隠れている(既定の設定) 隠れていない

ソリッドで表示

このパラメータは、ビューの詳細レベルが[詳細]であるときに、鉄筋が真の体積表現で表示されます。このビュー パラメータは、3D ビューのみで使用します。

鉄筋の既定の 3D ビュー 実線で表示