ビュー範囲

すべての平面図ビューには、[ビュー範囲](表示可能な範囲)というプロパティがあります。ビュー範囲は、ビューにおけるオブジェクトの可視性と表示をコントロールする水平面のセットです。水平面は、上部、切断面、および下部です。上部および下部クリップ面は、ビュー範囲の一番上と一番下の位置を表します。切断面は、ビュー内の所定の要素が切断されて表示されるときの高さを決める面のことです。この 3 つの面により、ビュー範囲のメイン範囲が定義されます。

[ビューの奥行き]は、メイン範囲の外側にある追加の面のことです。ビューの奥行きにレベルを設定することにより、[下部クリップ面]の下にある要素を表示することができます。

既定では、ビューの奥行きは下部に一致します。

次の図は、立面図ビューから見た平面図ビューのビュー範囲(上 、断面 、下 、オフセット 、メイン範囲 、およびビューの奥行き )を示しています。

次のイメージは、このビュー範囲の実際の平面図ビューを示しています。

ビュー範囲の外側にある要素はビューに表示されません。例外は、ビューの[アンダーレイ]を、ビュー範囲の外側のレベルに設定した場合です。アンダーレイ ビュー プロパティの詳細については、「ビュー プロパティ」を参照してください。

ビュー範囲に関連して要素はどのように描画されるのか?

切断線スタイルおよび投影線スタイルの表示は、[オブジェクト スタイル]ツールで変更できます。[線種]ツールから、背景線種の表示を変更できます。

ビュー範囲の追加規則