Autodesk Simulation CFD には、現在の解析結果を、短時間で、簡単に、効率よく、確認、抽出、表示できる強力な結果可視化ツール セットが用意されています。グラフィックスの豊富なCADのようなツールセットのほか、グラフィックスイメージとデータを出力する複数の機能により、設計サプライチェーンの他のメンバーに解析結果を伝えやすくしています。
完全な可視化ツールセットをシナリオ実行中、実行後に使用できるため、解析に関する中断のないフィードバックをグラフィカルに提供できます。この強力なランタイム環境は、解析の進行を理解する上で大変便利です。
解析結果果タブはいくつかの基本機能に分割されています:
セットアップタスクから結果タスクにアクセスするには、結果タブをクリックします。
グローバル コントロール
注意: グローバル結果モードがアクティブな場合、結果エンティティを変更することはできません。しかし、結果タスクでモデル全体の結果表示をコントロールするには、モデルの上または外側で右クリックし、グローバル結果およびグローバルベクトルコントロールから適宜選択することができます:
モデルサーフェス上に表示する結果量を指定するには、右クリックしてグローバル結果を選択します。
またはグローバル状況依存パネルのグローバル結果メニューから選択します。
グローバル結果は、グラフィックスウィンドウの凡例に反映されます。凡例の単位を変更すると、測定時の出力単位が変更されます。
またこれによって、マウスによってプローブする際にステータスバーに表示される結果量が設定されます。(プローブを行うには、CtrlキーとShiftキーを押したまま、対象の位置にマウスを合わせます。)
すべての流体サーフェス(流入口、流出口、および流体領域間の内部流体サーフェス)にベクトルを表示するには、右クリックしてグローバルベクトルを選択します。展開可能なメニューリストから対象の量を選択します。
ベクトルの長さや矢印のサイズなどの属性を制御するには、設定…ダイアログを使用します。
またはグローバル状況依存パネルのグローバル結果メニューから選択します。
その他のコントロール
単位を変更するには: ![]() |
外観、範囲、設定を変更するには: ![]() |
表示単位を変更するには
凡例を右クリックし、単位を選択します。
凡例の外観を変更するには
凡例を右クリックし、オプションを選択します。
範囲を変更するには
レベルと色分け
ラベルの間隔とフォーマット
凡例の垂直間隔
垂直方向に表示できる凡例の数をコントロールするには、表示 > 表示 > 凡例をクリックし、スピンボックスコントロールの値を変更します。
非定常解析から得た結果を可視化する非常に効果的な方法の1つに、結果を特定の時間ステップで保存し、結果が時間とともにどのように変化するかをアニメーションで示す方法があります。
アニメーション ダイアログを開くには、解析結果(タブ) > イメージ(パネル) > アニメーションをクリックします。
保存した反復回数または時間刻み幅をアニメーション表示するには、[アニメーション]ダイアログを使用します。
[アニメーション]ダイアログを開くには
結果セットをアニメーションするには
アニメーションを保存するには
指定範囲内における結果量の発生箇所を確認するには、フィルターを利用します。
フィルターは次のような場合に非常に有効です:
フィルターは次の2点を除き、等値面と類似しています。
フィルターが有効な場合、表示ツールバーの主な表示コントロールはフィルター ボリュームに作用します。
フィルタを有効にするには
フィルタ範囲を変更するには
フィルタのボリューム表示を変更するには
モデルの表示を変更するには
デフォルト状態において、モデルは透明化されて表示されます。