演習 6

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この演習では終了した解析の結果に対して評価を行う準備ができているかどうかを判定する方法を学びます。

1. アウトプット バーで、[収束プロット]タブをクリックします。

注: "流れ計算後に伝熱計算"を有効にしたため、指定された収束計算数100回は流れのみとして実行されました。その後、最大250回の伝熱のみの計算が行われました。

2. 熱伝達解析が収束したかどうか判定するには、収束計算数をチェックします。350以下(指定された流れおよび最大伝熱収束計算数の合計)の場合、収束が達成されており解析が自動的に停止します。

注: 停止するまでの収束計算数は、各CADモデルの若干の違いにより上記の画像とは多少異なる場合があります。

3. 温度収束プロットを表示するには、結果メニューから[温度]を選択します。

注: "流れ計算後に伝熱計算"を有効にしたため、解析の最初の部分では流れ解析しか行われていません。流れ解析が指定された収束計算数に達した(100)後、解析が停止し伝熱のみの解析が行われました。上記のプロットで最初の100回まで温度カーブが平坦なのはそのためです。

4. 流れ解析が収束計算 100 回以前に収束したかどうかを判定するには、100 回以前に温度の変化があるかをチェックします。"終了:"フィールドを99に変更し、Enterキーを押します。

注: 100回前に温度が変化を始めた場合、流れ解析が収束に達したことを意味します。このケースでは、そうなりませんでした。

5. 流れ解析の安定性を調べるには、結果メニューから [圧力][Vz]を選択し、Z 方向(主要な流れの方向)の圧力と流速を確認します。

結論: 圧力の変動は最小限であり、流れの変化もほぼ平坦なので、傾向を検討する上で流れの収束は十分であると言えます。

演習が終わりました。

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