アドバンスト アダプティブ コントロールは、メッシュの生成方法を詳細にコントロールするものです。これらのパラメータのデフォルト値は、徹底したテストに基づいて選択されたもので、ほとんどの状況に適合します。必要に応じて値を調整することもできます。
これらを表示するには、[実行]ダイアログの[アダプティブ]タブの[アドバンスト]を展開します。
成長率 |
ボリュームメッシュのスムーズさを調整するには、成長率を調整します。これはメッシュの自動サイズ設定と同じ機能を果たします。 |
境界層成長率 |
ボリュームメッシュのスムーズさを調整するには、境界層成長率を調整します。このパラメータはエンハンスメント層の厚さの変化に対する制約です。 |
修正の上限 |
修正の上限を使用してメッシュエンハンスメントを無効にした時に過度な細分割が行われるのを防止することもできます。しきい値はモデルの最小境界ボックス寸法と修正の上限の積になります。メッシュエンハンスメントを有効にした場合、アダプティブ時の最小長さスケールは境界層によって決まり、このパラメータは影響しません。 |
分解能ファクタ |
この分解能係数はアドバンストメッシュコントロールダイアログの分解能係数と同様の機能を果たします。 メッシュの相対的細かさに影響しますが、アドバンストメッシュコントロールダイアログのパラメータと異なり、ジオメトリにはリンクしていません。アダプティブ アルゴリズムはメッシュが細分割される際のエラーしきい値を自動的に計算します。より細かく分割するには、1.0 未満の値を指定します。これにより、エラーしきい値が指定された率で小さくなり、より細かいメッシュが作成されます。 |
関連トピック
以下のトピックでは、[アダプティブ]ダイアログのその他のパラメータについて説明しています:
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