テンプレートの作成は、一般にテンプレートマネージャを使用するのがベストです。例外は、テンプレートに類似の設定が多数含まれる場合です。このような場合、Excelを使って簡単なテーブル形式でテンプレートを作成する方が簡単です。完成後、".csv"ファイルをエクスポートし、それをテンプレートマネージャに読み込みます。
Excelを使うことにより簡単に類似のエントリをコピー＆ペーストし、必要に応じて変更を行うことができます。テーブル形式の柔軟性によりワークフローがシンプルになり、簡単な作業でテンプレートを保存して他のユーザーと共有することができます。
以下はExcelで作成されたテンプレートの例です：
このテンプレートは、同じデザイン内に2つのシナリオを設定するものです。アルミの材料、流入口および流出口の境界条件を指定し、一連の熱荷重をCADエンティティグループに関連づけています。
フォーマット
- 列A = デザイン名
- 列B = シナリオ名
- 列C = CADエンティティグループ名（該当する場合）
- 列D = Autodesk® Simulation CFD材料名（Autodesk® Simulation CFD材料データベース内の）
- 列E = Autodesk® Simulation CFD境界条件タイプと値（該当する場合）
CADエンティティグループと関連づけられた設定は、デザインスタディでテンプレートを開く際にジオメトリエンティティに自動的に関連づけられます。
関連づけられていない設定は、デザインスタディバー内で未設定と表示されています。これらは、シミュレーションを実行する前にモデルエンティティに手動で関連づける必要があります。
テンプレート ファイルをインポートするには
- テンプレートマネージャを開きます。
- 参照をクリックし、csvファイルを選択します。
- 保存をクリックしてテンプレートをデザインスタディに保存します。