XYプロット

Autodesk Simulation CFD の解析結果からグラフを作成するには XY プロットを使用します。結果平面とあわせて使用することにより解析結果データを抽出、表示する便利な手段となります。

XYプロットを作成するには

断面サーフェス上の点を選択する、点の座標を入力する、または以前のプロットで保存された点を使って、XYプロットを作成します。XYプロット内のポイントの最大数は500です。

ステップ 1: 結果平面を作成し、[XY プロット]ダイアログを開きます。

ステップ 2: ポイントの選択方法を選択します。

注: 保存したポイントの位置を使用して、異なるシナリオにプロットを作成できます。

ステップ 3: タイトルを入力します。

ステップ 4: 分割数を変更します。

注: 有効な分割数は2~500です。

ステップ 5: プロットを作成します。

XYプロットダイアログ

作成されたプロットは、別ウィンドウに表示されます。プロットの外観をカスタマイズするいくつかの方法があります。

プロットされた結果を変更するには

このプルダウンメニューから変更できる値が、Y軸のプロット値です。一方、X軸の値は、選択したポイント間の経路距離です。

Y 軸の単位を変更するには:

  1. XYプロット上の任意の点を右クリックします。
  2. 単位を選択します。
  3. 希望の単位を指定します。

Y軸ラベルが新しいラベルを表示するよう更新され、Y軸の値は、選択した単位に変換されます。

軸ラベルを変更するには:

  1. XYプロット上の任意の点を右クリックします。
  2. X軸ラベルを変更またはY軸ラベルを変更のいずれかを変更します。
  3. 新しいラベルを入力します。

デフォルト設定ボタンをクリックすることにより、軸ラベルを元の値に戻すことができます。

軸の最小値、最大値を非表示にするには、最小/最大値を表示のチェックを外します。

背景色を変更するには:

  1. XYプロット上を右クリックします。
  2. 背景色を選択します。
  3. 色選択ダイアログから色を選択します。

複数のシナリオのXYプロットを比較するには

次の手順は単一のシナリオからの結果データをプロットする方法を説明したものです。これはそのシナリオのパフォーマンスと特性を理解するのに有効です。しかし、重要な設計上の判断をするには、デザインスタディ内で作成した複数のシナリオから生成されたデータを比較することが重要です。

プロットを比較で利用できるようにするには、プロットダイアログの サマリー ボックスをチェックします。

これによりプロットはサマリープロットとなり、ディシジョンセンターの XYプロットデータ ブランチにリストされます。

サマリープロットは、複数のシナリオから生成された同じプロット位置のXYプロットです。

サマリー XY プロットについての詳細