3D 接地バネ

3D 接地バネは、モデルの節点、エッジ、または表面に適用できます。

3D 接地バネの機能

ヒント: 3D 接地バネは、物理的な拘束を持たないモデルに静的安定性を持たせることができる便利な方法です。これらの節点は X、Y、Z 方向への並進が制限された直線上にないため、剛体の並進と回転運動にあるモデルが完全に固定されます。接地バネはモデルをグランドに結束するため、ばねを通って伝達される荷重が最小限になるように剛性値を低く設定します。適切な剛性値は、剛性 K = 力/変位の式から見積もることができます。ばねを通って伝達する適正荷重が 10 lb であり、節点のたわみが 0.01 inch と予測される場合、剛性は 1000 lb/inch まで低くできます。3D 接地バネの反力が結果を著しく歪めるほど大きくならないよう静的安定性(平衡)を持たせることが重要です。

3D 接地バネの適用方法

選択した節点、エッジ、表面がある場合、ディスプレイ領域で右クリックして[追加]プルダウン メニューを選択します。[節点 3D 接地バネ][辺 3D 接地バネ]、または[表面 3D 接地バネ]コマンドを選択します。 [セットアップ] [拘束] [3D 接地バネ]リボン コマンドをクリックすることもできます。 エッジ 3D 接地バネは、CAD ソリッド モデルまたは 2D メッシュ生成からのパーツにのみ適用できます。

並進または回転を制限する全座標系のすべての方向のチェック ボックスをオンにします。[タイプ]セクションの適切なラジオ ボタンを選択して、3D 接地バネで節点の並進または回転を制限するかどうかを指定します。[剛性]フィールドで弾性境界要素の剛性を指定します。

注: 複数のパーツが合流する重複した頂点への節点荷重の適用方法に関する情報については、「荷重および拘束」ページの「重複した頂点への荷重と拘束の適用」のコメントを参照してください。