アセット ブラウザを使用すると、ローカルまたはネットワーク上に保存されたマテリアル、テクスチャ、ジオメトリなどの 3D アセットを検索でき、それらを 3ds Max ワークスペースに簡単にドラッグ アンド ドロップできます。アセット ブラウザでは、インターネットにアクセスして同じ操作を行うこともできます。
アセット ブラウザには、Web ブラウザ機能が埋め込まれています。このため、インターネットに直接アクセスして、3ds Max で使用する 2D および 3D コンテンツをキャプチャすることができます。たとえば、www.formica.com などの製造元サイトにアクセスして、床や調理台などのサンプルをビットマップ形式で入手することができます。そのようなコンテンツの利用方法が推奨されているサイト(ほとんどのサイトが該当する)であれば、簡単なマウス操作でサムネイルを 3ds Max にドラッグし、シーン内のオブジェクトにドロップすることができます。 そのようにして、さまざまなテクスチャや処理を簡単にビジュアル化することができます。また、サムネイルを保存し、後で使用することもできます。
2D ジオメトリや 3D ジオメトリも、インターネットから入手して、3ds Max シーンですぐに使用することができます。アセット ブラウザでは、地形図、詳細な航空写真や衛星写真、および MAX または STL 形式のデザイン データを使用することもできます。この方法を活用すれば、デスクトップ上で、世界中の大手ベンダーが無償で提供している最新のデザイン コンテンツに瞬時にアクセスすることができます。
標準の HTML ソース コードを使った Web ページであれば、3ds Max ユーザがアクセスしてコンテンツを入手できるように簡単に拡張できます。ビットマップ テクスチャ(.BMP、.JPG、.GIF、.TIF など)をダウンロード可能にするために、特別な HTML コーディングは必要ありません。ただし、3ds Max ユーザに最適なユーティリティを提供するために、いくつかのガイドラインがあります。ジオメトリ ファイル(.max)を 3ds Max ユーザが使用できるようにするには、HTML ソース コードに簡単な修正を加える必要があります。