個別のモディファイヤとして割り当て(コンパクト マテリアル エディタ)

[個別のモディファイヤとして割り当て](Make Unique)を使用すると、マップのインスタンスが一意のコピーになります。また、インスタンス化したサブマテリアルを固有の、独立したサブマテリアルにします。これにより、サブマテリアルは新規のマテリアル名になります。サブマテリアルは[マルチ/サブオブジェクト マテリアル](Multi/Sub-Object material)の中のマテリアルです。

[個別のモディファイヤとして割り当て](Make Unique)を使うと、トップレベルのマテリアルのインスタンスを変更しても、[マルチ/サブオブジェクト マテリアル](Multi/Sub-Object material)サブマテリアルのインスタンスは影響を受けません。

同じマテリアルの別のコンポーネントにマップがインスタンス化されている場合に、[個別のモディファイヤとして割り当て](Make Unique)をマップ レベルで使用することもできます。

注: ただし、インスタンス化されたマップをマテリアル エディタのサンプル スロットにドラッグすると、何に対して一意になるのかが状況から明確でなくなるため、[個別のモディファイヤとして割り当て](Make Unique)ボタンは使用できなくなります。代わりに、親のマップまたは親のマテリアルの 1 つをマテリアル エディタにドラッグし、マップを参照してその親に対して一意にする必要があります。

手順

例: インスタンス化したサブマテリアルの作成

  1. ボックスと球のオブジェクトを作成します。
  2. コンパクト マテリアル エディタを開きます。
  3. サンプル スロットを選択してマテリアルのタイプ ボタンをクリックし、マテリアル/マップ ブラウザで[マルチ/サブオブジェクト](Multi/Sub-Object)を選択してから、[OK]をクリックします。
  4. ボックスを 選択してから新規のマルチ/サブオブジェクト マテリアルを 割り当てます。
  5. [サブマテリアル](Sub-Material)ボタンの 1 つをマテリアル エディタから球にドラッグします。
  6. 別のサンプル スロットを選択し、 ([マテリアルをオブジェクトから選択](Pick Material From Object))を使用して、サブマテリアルを球に割り当てます。

    この時点で、球に割り当てられたマテリアルとサブマテリアルは互いのインスタンスになります。

  7. インスタンス化したサブマテリアルのパラメータを開くには、[サブマテリアル](Sub-Material)ボタンをクリックします。
  8. これで ([個別のモディファイヤとして割り当て](Make Unique))が使用できるようになりました。これをクリックすると、サブマテリアルは再び一意になり、新規のマテリアル名が割り当てられます。

    [個別のモディファイヤとして割り当て](Make Unique)は、サブマテリアルのトップレベルのインスタンスでは使用できません。