Render> Render

実行するレンダリング操作の種類とレンダラのロケーションを定義し、シーンをレンダリングします。

Rendering オプション

Renderer Type

使用されるレンダラの種類は、RaycasterRaytracerHidden LinePowercaster、または Powertracer です。Rendering Options ウィンドウのアイコンは、Renderer Type を変更すれば変わります。Renderer TypePowercaster または Powertracer にすれば、Processors パラメータが使用できます。既定の設定は Raycaster です。

注:

PowercasterまたはPowertracerを使用すると、同じマルチプロセッサマシン上にある複数のレンダラで、メッセージ/usr/temp/sgi_mp_rt_locks permission deniedが生成されます。この方法でうまくいかない場合には、setenv ALIAS_PLACE_LOCKS_IN_SWAP コマンドを使用します。

Processors

レンダラですべてのプロセッサを使用するか(All)、任意の数のプロセッサのみを使用するか(User Defined)を定義します。このパラメータは、Renderer TypePowercaster または Powertracer に設定した場合にのみ使用できます。ProcessorsUser Defined に設定した場合は、Num Processors パラメータが使用できます。既定の設定は All です。

Num Processors

レンダラが使用するプロセッサの数。このパラメータは、Renderer TypePowercaster または Powertracer にして、ProcessorsUser Defined にした場合に使用できます。User Defined を選択した場合、初期値は 1 です。有効範囲/スライダ レンジは 1 から 32 です。設定した値は User Prefs に保存されます。

Test Render

レンダリング イメージ ファイルには自動的に testrender_nnnnnn という名前が付けられます。ここで nnnnnn は 6 桁の数字ですTest Renderオンにすると、Test Resolution パラメータが使用できるようになります。既定の設定は OFF です。

Test Resolution

Render > Globals ウィンドウの X ResolutionY Resolution の値に適用するスケーリング係数です。スライダ レンジは 0.1~1 です。既定の設定は 0.5 です。

Rendering Options ウィンドウのボタン

Reset

すべての Rendering Options を既定の設定にリセットします。

Save

Rendering Options の現在の設定を保存して、それ以降に行うすべてのレンダリングで使用できるようにします。

Exit

Rendering Options ウィンドウを閉じます。シーンはレンダリングされず、Rendering Options の変更内容は一切保存されません。

Go

Rendering Options の現在の設定で、シーンをレンダリングします。