アプリケーション レベルのイベントは、AutoCAD VBA では不変ではありません。
これは、VBA プロジェクトがロードされたときに、自動的に有効とならないということです。このことから、アプリケーション レベルのイベントは、VBA および他のすべての ActiveX® オートメーション コントローラで有効化しなければなりません。
アプリケーション レベルのイベントが有効になると、広範囲のイベントが使用できます。イベントには以下のものが含まれます。
- AppActivate
- メイン アプリケーション ウィンドウがアクティブになる直前に発生。
- AppDeactivate
- メイン アプリケーション ウィンドウがアクティブ解除される直前に発生。
- ARXLoaded
- ObjectARX アプリケーションがロードされたときに発生。
- ARXUnloaded
- ObjectARX アプリケーションがロード解除されたときに発生。
- BeginCommand
- コマンドが発行された直後で、コマンドが完了する前に発生。
- BeginFileDrop
- ファイルがメイン アプリケーション ウィンドウにドロップされたときに発生。
- BeginLISP
- AutoCAD が LISP 式の評価要求を受けた直後に発生します。
- BeginModal
- モーダルなダイアログ ボックスが表示される直前に発生。
- BeginOpen
- 既存の図面を開くための要求を AutoCAD が受け取った直後に開始されます。
- BeginPlot
- AutoCAD 図面の印刷要求を受けた直後に開始されます。
- BeginQuit
- AutoCAD セッションが終了する直前に発生。
- BeginSave
- AutoCAD が図面の保存要求を受けた直後に開始されます。
- EndCommand
- コマンドが完了した直後に発生。
- EndLISP
- LISP 式の評価が完了したときに発生。
- EndModal
- モーダル ダイアログ ボックスが消去された直後に発生。
- EndOpen
- AutoCAD が既存の図面を開き終わった直後に開始されます。
- EndPlot
- ドキュメントがプリンタに送られた後に発生。
- EndSave
- AutoCAD が図面の保存を完了した時点で開始されます。
- LISPCancelled
- LISP 式の評価がキャンセルされたときに発生。
- NewDrawing
- 新しい図面が作成される直前に発生。
- SysVarChanged
- システム変数の値が変更されたときに発生。
- WindowChanged
- アプリケーション ウィンドウに変更があったときに発生。
- WindowMovedOrResized
- アプリケーション ウィンドウが移動またはサイズ変更された直後に発生。