概要 - ペーパー空間のパターン線種の尺度を設定する(VBA/ActiveX)

ペーパー空間では、2 つの方法で線種の尺度を設定することができます。尺度は、オブジェクトが作成された(モデルまたはペーパー)空間の図面の単位に基づいて設定することができます。

また、ペーパー空間の単位に基づいて一律に線種の尺度を使用することもできます。システム変数 PSLTSCALE を使用して、別々のビューポートにおいて異なるズームで表示されているオブジェクトに対して、同一の線種の尺度を使用することができます。また、3D 表示での線表示にも影響します。

下の図では、モデル空間での線のパターン線種に、システム変数 PSLTSCALE によりペーパー空間で一律に尺度が設定されています。2 つのビューポートでの線種は、ズーム倍率は異なりますが、同一の尺度が設定されています。



SetVariable メソッドを使用して、システム変数 PSLTSCALE の値を設定します。