概要 - ビューポート(VBA/ActiveX)

ビューポートは、画面上に表示されるオブジェクトと図面を出力するタイミングをコントロールします。

モデル空間で作業をする場合は、タイル ビューポート(ActiveX オートメーションでは Viewport オブジェクトとして参照)でジオメトリを作図します。この場合、同時に 1 つまたは複数の異なるビューポートを表示することができます。複数のタイル ビューポートが表示されている場合は、1 つのビューポートで編集を行うと、他のすべてのビューポートに反映されます。ただし、ビューポートごとに拡大率、視点、グリッド、スナップを設定することはできます。

ペーパー空間では、モデルの異なるビューを含めるため、浮動ペーパー空間ビューポート(ActiveX オートメーションでは PViewport オブジェクトと呼ばれる)を作成します。浮動ビューポートはオブジェクトとして処理され、移動および大きさの調整により適切なレイアウトを作成することができます。また、ペーパー空間では、タイトル ブロック、注釈などのオブジェクトを、モデルそのものは変更せずに、ペーパー空間ビューに直接描画することができます。