ツールバーに新しいツールバー ボタンを追加するには、AddToolbarButton メソッドを使用します。このメソッドは新しい ToolbarItem オブジェクトを作成し、指定されたツールバーに追加します。
ツールバーが表示されているときに、ツールバーにボタンを追加するだけです。
AddToolbarButton メソッドは入力として、Index、Name、HelpString、Macro、FlyoutButton という 5 つのパラメータを受け取ります。
ツールバー ボタンを作成した後で、Index プロパティを使ってボタンのインデックスを変更することはできません。既存のツールバー ボタンのインデックスを変更するには、ツールバー ボタンを削除して別の位置に追加し直すか、目的の配置になるまで周囲のツールバー ボタンの追加や削除を行います。
ツールバー ボタンを作成した後で、Name パラメータを使って名前を変更することができます。
ツールバー ボタンを作成した後で、HelpString パラメータを使ってボタンのヘルプ文字列を変更することができます。
ツールバー ボタンを作成した後で、Macro パラメータを使ってボタンのマクロを変更することができます。
以下の例は、新しいツールバーを作成し、作成したツールバーにボタンを追加します。ボタンには、選択されたときに OPEN[開く]コマンドを実行するマクロが割り当てられます。
Sub Ch6_AddButton() Dim currMenuGroup As AcadMenuGroup Set currMenuGroup = ThisDrawing.Application.MenuGroups.Item(0) ' Create the new toolbar Dim newToolbar As AcadToolbar Set newToolbar = currMenuGroup.Toolbars.Add("TestToolbar") ' Add a button to the new toolbar Dim newButton As AcadToolbarItem Dim openMacro As String ' Assign the macro the VB equivalent of "ESC ESC _open " openMacro = Chr(3) + Chr(3) + "_open " Set newButton = newToolbar.AddToolbarButton _ ("", "NewButton", "Open a file.", openMacro) End Sub