すべてのドキュメントの名前空間に関数をロードするには(AutoLISP)

アプリケーション ファイルをロードすると、通常は現在の図面にのみロードされますが、vl-load-all 関数を使用するとすべての図面にロードすることができます。

注: vl-load-all 関数は、複数の図面で新しい関数をテストする場合に便利ですが、通常は、各ドキュメントで必要なファイルのロードには acaddoc.lsp 関数を使用してください。

  1. AutoCAD のコマンド プロンプトに対して (load "yinyang.lsp") と入力し、[Enter]を押します。
  2. AutoLISP ソース(LSP)ファイルで定義された関数を呼び出します。

    関数は予想どおりに機能するはずです。

  3. 新しい図面を作成するか、既存の図面を開きます。
  4. 2 番目の作図ウィンドウをアクティブにして、もう一度関数を呼び出してみます。

    関数が定義されていないことを示すエラー メッセージが表示されます。

  5. AutoCAD のコマンド プロンプトに対して (vl-load-all "yinyang.lsp") と入力し、[Enter]を押します。
  6. 新しい図面を作成するか、既存の図面を開きます。
  7. もう一度関数を呼び出します。

    今回は、vl-load-all 関数によって AutoLISP ファイルのコンテンツがすべての開いているドキュメントと、セッション中に後から開いた各ドキュメントにロードされるので、関数は適切に動作します。