概要 - 名前空間(AutoLISP)

名前空間とは、一連のシンボル(たとえば、変数や関数など)を含む LISP 環境です。

名前空間という概念は、ある図面ウィンドウ内で実行しているアプリケーションが知らないうちに他のウィンドウで実行しているアプリケーションの影響を受けないようにするために導入されました。開いている各 AutoCAD 図面ドキュメントはそれぞれのドキュメント固有の名前空間を持っています。あるドキュメントの名前空間で定義された変数や関数は、他の名前空間で定義された変数や関数とは切り離されています。

単純な例で試してみると、この動作を見ることができます。