AutoLISP ファイルを実行するためには、まず AutoCAD プログラムにロードする必要があります。
プログラムが正常にロードされると、[コンソール]ウィンドウにメッセージが表示されます。
コマンドまたは機能が終了する前に Visual LISP に切り替えると、マウス ポインタが Visual LISP のアイコンとして表示されます。AutoCAD に切り替え、コマンドまたは関数を完了します。
この例では、Visual LISP のサンプル ファイルをインストールする必要があります。
プログラムをロードしたことを示すメッセージが、[コンソール]ウィンドウに表示されます。
(drawline)
drawline 関数は、2 点を指定するよう求めるプロンプトを表示し、その後、指定された 2 点間に線分を描きます。 drawline 関数がユーザに入力を求めると、Visual LISP はコントールを AutoCAD に返して、点を指定するよう求めるプロンプトを表示します。AutoCAD ウィンドウが現在デスクトップに表示されているかいないかによって、次に表示されるものが異なります。AutoCAD が既に最大化されている場合、AutoCAD のウィンドウが表示されます。ただし、AutoCAD が現在最小化されていると、ウィンドウは自動的には呼び出されず、表示されません。代わりに、Visual LISP が表示されたまま、マウス ポインタが Visual LISP のカーソルに変わります。
このカーソルは、Visual LISP ウィンドウがもうアクティブではないことを示しています。このような場合は、手作業で AutoCAD ウィンドウに切り替える必要があります。Windows のタスク バーの AutoCAD アイコンをクリックして、AutoCAD をアクティブにしてください。
プロンプトに応答したら、コントロールが Visual LISP に戻り、再度 Visual LISP ウィンドウが表示されます。
Visual LISP の[コンソール]ウィンドウでコマンドを入力したり、テキスト エディタからロードされたプログラムを実行すると、頻繁に Visual LISP ウィンドウと AutoCAD ウィンドウが切り替わることがあります。ウィンドウを切り替える Windows 標準の方法を使用するほかにも、Visual LISP のメニューから[ウィンドウ] [AutoCAD をアクティブにする]を選択する、または[実行]ツールバーの[AutoCAD をアクティブにする]ボタンをクリックして、AutoCAD ウィンドウをアクティブにできます。AutoCAD から Visual LISP 環境に戻るには、Windows のタスク バーのVisual LIPS アイコンをクリックするか、コマンド プロンプトに対して vlisp と入力するか、[管理]タブ [アプリケーション]パネル [Visual LISP エディタ]をクリックしますす。