作成したリアクタまたはその他のアプリケーションで作成されたリアクタに関する情報を取得することができます。
注: AutoLISP での ActiveX のサポートは Windows のみに制限されています。
次の関数を使用して、リアクタ オブジェクトを検査することができます。
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vlr-data-set
: 指定したリアクタのタイプを返します。次に、例を示します。
(vlr-type circleReactor)
:VLR-Object-Reactor
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vlr-current-reaction-name
: コールバック関数を呼び出すイベントの名前を返します。次に、例を示します。
(vlr-current-reaction-name)
:VLR-modified
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vlr-data
: リアクタにアタッチされているアプリケーション固有のデータ値を返します。次に、例を示します。
(vlr-data circleReactor)
"Circle Reactor"
このデータを使用して、同じコールバック関数から実行できる複数のリアクタを識別できます。
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vlr-owners
: オブジェクト リアクタに通知を行わせる AutoCAD 図面内のオブジェクトのリストを返します。たとえば、次の関数呼び出しは、circleReactor に通知を行わせるオブジェクトをリストします。
(vlr-owners circleReactor)
(#<VLA-OBJECT IAcadCircle 03ad077c>)
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vlr-reactions
: 指定したリアクタの条件関数のペアのコールバック リストを返します。次の例は、circleReactor に関する情報を返します。
(vlr-reactions circleReactor)
((:vlr-modified . PRINT-RADIUS))
注: Visual LISP の検査機能を使用して、リアクタ オブジェクトに関する情報を表示することもできます。