概要 - 図面内のリアクタをリストする(AutoLISP/ActiveX)

vlr-reactors を使用して図面内のすべてのリアクタをリストし、vlr-reaction-name を使用して特定のリアクタ タイプで使用できるすべてのコールバック条件を特定することができます。

注: AutoLISP での ActiveX のサポートは Windows のみに制限されています。

vlr-reactors 関数は、リアクタ リストのリストを返します。各リアクタ リストは、リアクタ タイプを示すシンボルで始まり、その後に、そのタイプの各リアクタへのポインタが続きます。例:

(vlr-reactors)
((:VLR-Object-Reactor #<VLR-Object-Reactor>) (:VLR-Editor-Reactor #<VLR-Editor-Reactor>))

この例では、vlr-reactors 関数は 2 つのリストを含むリストを返しました。1 つは単一のオブジェクト リアクタを示し、もう 1 つは単一の図面エディタ リアクタを示します。

vlr-reactors 関数は、特定のタイプのリアクタ リストにのみ使用することができるオプションの引数を受け入れます。たとえば、次の例はすべての DWG リアクタをリストします。

(vlr-reactors :vlr-dwg-reactor)
((:VLR-DWG-Reactor #<VLR-DWG-Reactor> #<VLR-DWG-Reactor>))

この場合、戻り値は 1 つのリストを含むリストです。1 つのリストは、2 つの DWG リアクタへのポインタを示します。