princ (AutoLISP)

コマンド ラインに式を表示したり、開いているファイルに式を書き出します。

サポートされているプラットフォーム: Windows および Mac OS

構文と要素

(princ [expr [file-desc]])
expr

タイプ: 整数、実数、文字列、リスト、シンボル、ファイル、サブルーチン、ads_name、T、nil

文字列または AutoLISP 式。改行、指定した expr 引数、スペースの順に出力されます。

file-desc

タイプ: ファイルまたは nil

書き出しモードまたは追加モードで開かれたファイル ディスクリプタ。

戻り値

タイプ: 整数、実数、文字列、リスト、シンボル、ファイル、ads_name、T、nil

評価した expr 引数の値。引数を指定しないで呼び出すと、空のシンボルが返されます。

注意

この関数は、expr 引数内の制御文字を拡張せずに、そのまま出力することを除けば、prin1 関数と同じです。一般に、prin1 関数は load と互換性がある方法で式を出力するためのもので、princ 関数は read-line 関数などの関数を使用して読み込める方法で式を出力します。

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