文字列処理関数リファレンス(AutoLISP)

AutoLISP 文字列処理関数の概要を、次の表に示します。

文字列処理関数

関 数

説 明

(read [string])

文字列から取得した最初のリストまたはアトムを返します。

(strcase string [which])

すべてのアルファベットを大文字または小文字に変換した文字列を返します。

(strcat [string1 [string2 ...])

複数の文字列を連結した文字列を返します。

(strlen [string ...])

文字列の文字数を示す整数を返します。

(substr string start [length])

文字列の部分文字列を返します。

(vl-prin1-to-string object)

LISP オブジェクトを表す文字列を、prin1 関数で出力したかのように返します。

(vl-princ-to-string object)

LISP オブジェクトを表す文字列を、princ 関数で出力したかのように返します。

(vl-string->list string)

文字列を文字コードのリストに変換します。

(vl-string-elt string position)

文字列内の指定された位置の文字を表す ASCII を返します。

(vl-string-left-trim character-set string)

指定された文字を、文字列の先頭から削除します。

(vl-string-mismatch str1 str2 [pos1 pos2 ignore-case-p])

指定された位置から始まる、2 つの文字列の最も長い共通の接頭語の長さを返します。

(vl-string-position char-code str [ start-pos [from-end-p]])

文字列内の指定された ASCII コードの文字を検索します。

(vl-string-right-trim character-set string)

指定された文字を、文字列の末尾から削除します。

(vl-string-search pattern string [ start-pos])

指定されたパターンを文字列内で検索します。

(vl-string-subst new-str pattern string [start-pos])

文字列内の特定の文字列を他の文字列で置換します。

(vl-string-translate source-set dest-set str)

文字列内の文字を指定された文字セットで置換します。

(vl-string-trim char-set str)

指定された文字を、文字列の先頭と末尾から削除します。

(wcmatch string pattern)

ワイルドカードを使用して、文字列のパターン マッチングを行います。