vlax-release-object (AutoLISP/ActiveX)

図面オブジェクトを解放します。

サポートされているプラットフォーム: Windows のみ

構文と要素

(vlax-release-object obj)

obj

タイプ: VLA オブジェクト

オブジェクト

解放されると、図面オブジェクトは obj からアクセスできなくなります。

戻り値

タイプ: 整数またはエラー

オブジェクトが正常に開放された場合は数値、それ以外、オブジェクトが既に開放されている場合はエラーが発生します。

注意

AutoLISP のルーチンが、Microsoft Exel のオブジェクトなどの外部オブジェクトをもはや使用しなくなったときに vlax-release-object 関数を呼び出し、関連付けられているアプリケーションを正しく確実に閉じます。vlax-release-object と関連付けられているオブジェクトは、すぐには開放されません。実際に解除されるのは、次のガベージ コレクションが実行されてからです。gc を直接呼び出し、コード内の特定の場所で強制的にガベージ コレクションを実行させることができます。ただし、gc を呼び出すとパフォーマンスが低下します。そのため、ループ内の行など、繰り返し呼び出されるような場所で gc への呼び出しを行なわないことをお勧めします。

vlax-release-object 関数が外部オブジェクトに対して呼び出されていなかった場合、アプリケーションに関連付けられているオブジェクトは、gc 関数を呼び出し、実効した後でも閉じません。

例

N/A