vlax-object-released-p (AutoLISP/ActiveX)

オブジェクトが解放されているかどうかを調べます。

サポートされているプラットフォーム: Windows のみ

構文と要素

(vlax-object-released-p obj)
obj

タイプ: VLA オブジェクト

オブジェクト

戻り値

タイプ: T または nil

オブジェクトが解放されている場合(obj にアタッチされている AutoCAD 図面オブジェクトが存在しない場合)は T。オブジェクトが解放されていない場合は nil

注意

注: VLA オブジェクトを削除(AutoCAD の ERASE[削除]コマンドまたは vla-erase メソッドを使用)しても、オブジェクトは解放されません。VLA オブジェクトは、そのオブジェクトに対して vlax-release-object 関数を呼び出すか(通常 AutoLISP ガベージ コレクションが行われます)、作図セッションの最後で図面データベースを破棄するまでは、解放されません。

現在の AutoCAD 図面に Excel アプリケーションをアタッチします。

(setq excelobj (vlax-get-object "Excel.Application"))
#<VLA-OBJECT _Application 00168a54>

Excel オブジェクトを解放します。

(vlax-release-object excelobj)
1

vlax-object-released-p 関数を実行して、オブジェクトが解放されたことを確認します。

(vlax-object-released-p excelobj)
T