Gp:getPointInput 関数からのステップ アウトと C:Gpmain へのステップ イン

説明事項がもう 1 つあります。それは、gp:getPointInput 関数が終了すると、この関数内のローカル変数の値はどうなるかということです。

gp:getPointInput を終了し、コントロールを c:gpath に戻すには

  1. [ステップ アウト]ボタンをクリックします。

    Visual LISP は、gp:getPointInput 関数の末尾まで進み、終了の直前で停止します。

  2. [ステップ イン]ボタンをクリックします。

コントロールは、gp:getPointInput 関数から c:gpmain に戻ります。

[ウォッチ]ウィンドウの変数の値を見てください。変数 EndPtStartPt は、gp:getPointInput 関数に対してローカルだったので、それらの値は nil になります。Visual LISP は、これらの変数が使用していたメモリを自動的に開放して再使用します。通常、3 番目のローカル変数 HalfWidth の値も nil になりますが、デバッグがアクティブなので、コンソール ウィンドウにグローバルに上書きされ、[ウォッチ]ウィンドウでは 2.0 という値のままになります。グローバル変数 *LAST-VALUE* には、gp:getPointInput によって作成された連想リストが表示されます。

最初のデバッグ作業は、これで終了です。しかし、プログラムがまだ一時停止のままだということを忘れないでください。

このレッスンを終了するには

  1. [デバッグ]ツールバーの[続ける]ボタンをクリックします。プロンプトに応答します。これにより、プログラムは最後まで実行されます。
  2. Visual LISP のメニューから[デバッグ] [すべてのブレークポイントをクリア]をクリックします。プロンプトに対して、[はい]と応えます。これにより、コード内のブレークポイントは、すべて除去されます。
    要確認: 個々のブレークポイントにカーソルを置いて、[ブレークポイントを切り替え]ボタンをクリックすることによってもブレークポイントを除去できます。