単語を自動的に完成させる

次のコードを使用して、プログラムに新しい機能を追加すると考えてください。

ObjectCreationStyle (strcase (cdr (assoc 3 BoundaryData)))

(if (equal ObjectCreationStyle  "COMMAND")
 (progn
  (setq firstCenterPt (polar rowCenterPt (Degrees->Radians 45) distanceOnPath))
    (gp:Create_activeX_Circle)
  )
)

(このコードが何を行うものかを考える必要はありません。これは、長い関数名や長い変数名が含まれたコードのサンプルに過ぎません)。

Visual LISP は、単語を完成させることにより、キー入力を支援できます。

一致する単語の検索による Visual LISP の単語完成機能を使用するには

  1. gpdraw.lsp ファイルの最後にスクロールし、次のコードを入力します。
    ObjectCreationStyle (strcase (cdr (assoc 3 BoundaryData)))
       (if (equal Ob
  2. [Ctrl]+[Spacebar]を押します。

    Visual LISP は現在のファイルを検索して、最後に入力された 2 文字から始まる単語を検出するので、残りの 17 文字を入力する手間が省けます。

  3. 次のように、コードの行を完成させます。
    (if (equal ObjectCreationStyle "COMMAND")
  4. 次の行を追加します。
    (progn
      (setq firstCenterPt (p
  5. [Ctrl]+[Spacebar]を押します。

    Visual LISP は、最も新しい「p」の単語、progn を選出します。しかし、ここで必要なのは polar です。[Ctrl]+[Spacebar]を押し続けると、コード内の一致するすべての単語が順に表示されます。やがて、polar が表示されます。

  6. ここで入力したすべてのコードを削除します。これらのコードは、単なる練習用です。

    一致する単語の検索による単語完成機能は、Visual LISP の[検索]メニューから使用することもできます。