値は、図面が開いている間は、格納したり AutoLISP 変数から取得することができます。
- AutoCAD のコマンド プロンプトに対して、または AutoLISP プログラム内に、setq を使用する AutoLISP 文を入力し、[Enter]を押します。
- 値に割り当てた変数の名前を入力し、先頭に ! (感嘆符)を付けて、変数に割り当てられている値を返し、[Enter]を押します。
例
- AutoCAD の図面環境で、2 つの新しい図面を作成するか、開きます。
- 次のいずれかの操作を行います。
- AutoCAD のコマンド プロンプトに対して (setq draw1foo "これは図面 1 です") と入力し、[Enter]を押します。
戻り値:
"I am drawing 1"
- ウィンドウのタイトル バーをクリックして、2 番目の図面をアクティブにします。
- AutoCAD のコマンド プロンプトに対して !draw1foo と入力し、[Enter]を押します。
戻り値:
nil
変数はこのドキュメントで設定されていないため nil です。
- AutoCAD のコマンド プロンプトに対して (setq draw2foo "これは図面 2 です") と入力し、[Enter]を押します。
戻り値:
"I too am a drawing, but number 2"
- 直前の図面をアクティブにします。
- AutoCAD のコマンド プロンプトに対して !draw1foo と入力し、[Enter]を押します。
戻り値:
"I am drawing 1"
- AutoCAD のコマンド プロンプトに対して !draw2foo と入力し、[Enter]を押します。
戻り値:
nil
draw1foo 変数には手順 3 で設定した値が含まれていますが、draw2foo 変数は nil になります。なぜなら、この変数を現在の名前空間内の値に設定していないからです。2 番目の図面の名前空間で同じ名前の別の変数を設定しました。